fertility
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
fertilityのコアイメージは「何かを生み出す旺盛な能力・エネルギー」です。ラテン語のfertilis(豊かに実る)が語源で、「可能性が満ちあふれていて、次々と新しいものを生み出せる状態」を指します。土地が作物を生み出す「肥沃さ」も、生物が子孫を生み出す「繁殖力」も、アイデアを生み出す「創造性の豊かさ」も、すべて同じ「生み出す力が高い状態」というコアイメージから派生しています。文脈によって土壌・医学・比喩的な使い方と幅広く使われますが、根底にある「次々と生み出す豊かな力」というイメージを押さえておくと、どの文脈でも意味を自然に理解できます。
2意味一覧
-
名詞
(土地の)肥沃さ、豊穰さ
土地が作物を「生み出す力」が高い状態。農業や環境の文脈でよく使われる。 -
名詞
(生物の)繁殖力、生殖能力
子孫を「生み出す力」が高い状態。人間・動物・植物の生殖能力を指す医学・生物学的な意味。 -
名詞
(思考・創造性の)豊かさ、多産性
アイデアや作品を「生み出す力」が旺盛な状態。「fertility of imagination(豊かな想像力)」のように比喩的に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
fertility centerは直訳すると「繁殖力センター」となるが、実際は「不妊治療クリニック」のこと。fertilityは「生殖能力が高い状態」を指す語なので、「不妊治療」という文脈でも子どもを授かるための能力を回復・確認する施設として使われる点に注意。
fertilityはあくまで「生み出す力・能力」という抽象名詞。「肥料」はfertilizer、「肥沃にする」はfertilizeと派生語で使い分ける必要がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fecundity | fertilityより文語・学術的なニュアンスが強い。主に生物の「多産性」や文章・思想の「豊穰さ」に使われ、実際に多くを生み出した「実績」の側面を強調する。 |
| productivity | 「生産性」という意味では近いが、fertilityが「生み出す自然の力・潜在能力」を指すのに対し、productivityは効率・成果という経済・ビジネス的な文脈で使われることが多い。 |
| richness | 「豊かさ」という点では共通するが、richnessは質的な豊かさや多様性に注目する語で、生み出す能力・生産力というfertilityの動的なニュアンスは薄い。 |
対義語: infertility、barrenness、sterility
6派生語・関連語
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fertile
形容詞
肥沃な、繁殖力のある、(想像力などが)豊かな
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fertilize
動詞
(土地を)肥沃にする、(卵を)受精させる -
fertilizer
名詞
肥料
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infertility
名詞
不妊、不毛
7コロケーション
- fertility treatment(不妊治療)
- soil fertility(土壌の肥沃度)
- fertility rate(出生率)
8確認テスト
“Decades of overfarming had drastically reduced the fertility of the land.”
① その土地の資産価値
② その土地の肥沃さ
③ その土地の繁殖力
④ その土地の多様性
② その土地の肥沃さ。「overfarming(農地の酷使)」という農業文脈から、fertilityは「土地が作物を生み出す力=肥沃さ」を指している。③の「繁殖力」は生物の生殖能力に使う訳語で、土地には不自然。コアイメージ「生み出す力」は同じでも、文脈によって最適な日本語訳が変わることを示す典型例。
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