fold
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
foldのコアイメージは「何かを曲げて、ひとつのものが別のものの上に重なるように閉じる」こと。紙を折るとき、両端が重なり合うように曲がる。この「重なりながら内側に収まる」感覚が根底にある。腕を組む・足を組むのも、手足が互いに「折り重なる」状態。誰かを「抱きしめる」のも腕を折り曲げて相手を包み込む動作。ビジネスが「つぶれる(fold)」のも、テントがたたまれるように活動が「内側に折りたたまれて消える」イメージ。料理で材料を「優しく混ぜる(fold in)」のも、上から下へとたたみ込む動作から来ている。
2意味一覧
-
動詞
折りたたむ、折る
最も基本的な意味。何かを曲げて、一部が他の部分に重なるように閉じる動作がそのままfoldの本質。 -
動詞
(腕・手・足を)組む、交差させる
腕や足が互いに「折り重なる」状態を作ること。fold one’s armsで「腕を組む」、fold one’s legsで「足を組む」。 -
動詞
(腕で)抱く、包み込む
腕を折り曲げて相手を「内側に包み込む」動作。fold someone in one’s armsで「腕の中に抱きしめる」。 -
動詞
(事業・劇などが)つぶれる、閉鎖する
テントやお店が「たたまれて消える」イメージ。活動が内側に折りたたまれて終わる比喩的用法で、大学受験でも頻出の意味。 -
動詞
(料理で)さっくりと混ぜ込む(fold in)
食材を上から下へと「たたみ込む」ように混ぜる動作。かき混ぜる(stir)より丁寧で、空気を逃がさないように重ねていく感覚。 -
名詞
折り目、ひだ、しわ
foldした結果できた「重なり目」や「折り目」を指す名詞用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
fold one’s armsは「腕を組む(胸の前でクロスする)」だが、fold someone in one’s armsは「その人を腕で包んで抱きしめる」と全く異なる意味になる。目的語が何かで意味が変わるので注意。
「事業がfoldする」という比喩的用法は単語帳に載りにくいが、英字新聞や長文で頻繁に登場する重要表現。「折りたたむ」しか知らないと意味が取れなくなる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bend | 曲げるという動作に焦点があり、「折り重ねる」ニュアンスは弱い。折り目をつけず角度をつけるだけでもbendは使える。 |
| wrap | 「包む」意味では近いが、wrapは外側からぐるりと巻きつけるイメージ。foldは折り重ねて内側に包む感覚。 |
| embrace | 「抱く」意味では近いが、embraceはより感情的・象徴的なニュアンスが強く、foldより文学的・正式な表現。 |
| collapse | 「つぶれる」意味では近いが、collapseは構造が崩壊する激しさがある。foldはひっそりと「たたまれる」ニュアンスで、より静かな閉鎖感。 |
対義語: unfold、open、expand
6派生語・関連語
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unfold
動詞
広げる、(物語・計画などが)展開する
-
folder
名詞
折りたたみ式のファイル、(コンピュータの)フォルダ -
folding
形容詞
折りたたみ式の(folding chair=折りたたみ椅子) -
manifold
形容詞
多様な、多方面にわたる(many + fold)
7コロケーション
- fold one’s arms(腕を組む)
- fold up(折りたたむ、事業がつぶれる)
- fold in(料理で材料をさっくり混ぜ込む)
8確認テスト
「The theater company folded due to lack of funding.」
① その劇団は資金不足のため、折りたたまれた。
② その劇団は資金不足のため、解散した。
③ その劇団は資金不足のため、腕を組んだ。
④ その劇団は資金不足のため、包まれた。
② その劇団は資金不足のため、解散した。
【解説】foldには「事業・組織が活動をたたんで終わる」という比喩的な意味がある。テントやお店が「折りたたまれて消える」イメージで、「解散する・つぶれる・閉鎖する」と訳すのが自然。①は直訳で意味をなさず、③④はこの文脈では全く合わない。この用法は長文読解で頻出なので、コアイメージ「閉じてたたまれる」から意味を推測できるようにしておこう。
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