frequent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
frequentのコアイメージは「時間的な間隔が詰まっていて、何度も繰り返し起こる」こと。語源はラテン語のfrequens(込み合った・密集した)で、「時間的に密集している=短い間隔で何度もある」という感覚が根底にある。「頻繁な」という訳が定番だが、「たびたびの」「しょっちゅう起こる」「よくある」など、文脈によって表現を変えるとより自然な日本語になる。単に「多い」ではなく「繰り返しの密度が高い」という感覚が大切で、出来事が一定の短いサイクルで次々と現れるイメージを持つとよい。形容詞として名詞を修飾するだけでなく、述語的に使われることも多い。
2意味一覧
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形容詞
頻繁な、しばしば起こる
時間的な間隔が短く、繰り返し密集して起こるというコアイメージが直接この訳に現れる。「頻繁な停電」「しばしばの訪問」など、短いサイクルで繰り返される出来事に使う。 -
形容詞(述語用法)
(ある人・場所に)よく見られる、よくあることだ
「as is frequent with ~」の形で「~にはよくあること」という意味になる。単に「多い」ではなく、その人や状況に繰り返し密についてくるイメージ。 -
動詞(やや古・文語)
〜に頻繁に通う、〜を常連として訪れる
「短い間隔で繰り返し訪れる」というコアイメージがそのまま動詞に転用された形。大学受験では稀だが、文語的な文章やアメリカ英語で「frequent a café(カフェに通い詰める)」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
frequentは「頻繁な」と機械的に訳しがちだが、文脈によって「よくある」「たびたびの」「常連の」など自然な日本語は変わる。特に「a frequent visitor」を「頻繁な訪問者」と直訳せず「常連客」と訳せるかどうかが実力の差になる。
動詞用法(「〜に通い詰める」)は見落とされやすい。「He frequents the library.」の主語が人で目的語が場所の場合、frequentが動詞であることに気づかないミスに注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| common | 「珍しくなく、広く見られる」という意味の普及度に焦点を当てる。繰り返しの密度より「一般的かどうか」のニュアンス。a common mistakeは「よくある間違い」だが、繰り返しの時間的密度は含意しない。 |
| regular | 「定期的・規則的に」という一定のリズムや規則性を強調する。frequentは間隔の短さに焦点、regularは「乱れなく繰り返す」規則性に焦点。 |
| repeated | 「繰り返された」という事実を客観的に述べる語。frequentより繰り返しの回数や行為そのものを前面に出す表現。 |
対義語: rare、infrequent、occasional
6派生語・関連語
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frequently
副詞
頻繁に、しばしば
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frequency
名詞
頻度;(物理・電気)周波数
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infrequent
形容詞
まれな、めったにない
7コロケーション
- frequent visits(頻繁な訪問)
- frequent flyer(頻繁に飛行機を利用する人・常連搭乗者)
- frequent intervals(短い間隔で)
8確認テスト
“He frequents the old jazz bar near the station.”
① 彼はその古いジャズバーを頻繁に評価している。
② 彼はその古いジャズバーに通い詰めている。
③ 彼はその古いジャズバーを頻繁に思い出す。
④ 彼はその古いジャズバーをよく知っている。
② 正解。ここでのfrequentsは動詞用法で「〜に繰り返し密に訪れる」というコアイメージをそのまま動詞化したもの。「通い詰める」「常連として通う」が最も自然な訳。①③④はいずれも動詞frequentの意味ではなく、形容詞の「頻繁な」から誤って連想した誤訳。主語が人、目的語が場所であることが動詞用法の見分けるヒントになる。
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