common
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
commonのコアイメージは「多くの人・もの・場所に広く行き渡っている」状態です。ラテン語のcommunis(共に持つ)が語源で、「特定の誰かだけのものではなく、広く分かち合われている」というニュアンスが根底にあります。だから「共通の」「共同の」「公共の」という意味になるのはもちろん、「広く行き渡っている=よくある・ありふれた」という意味にもなります。逆に言えば「珍しくない・特別ではない」という含みも生まれ、文脈によっては「粗野な・下品な」(上品さが広く共有されていない)というやや否定的なニュアンスにもなります。コアは「広く共有されている」という一点です。
2意味一覧
-
形容詞
共通の、共同の
複数の人やグループが同じものを「共に持っている」状態。「私たちの共通の目標」のように使う。 -
形容詞
公共の、みんなのための
特定の個人ではなく、みんなが「共に持つ・共に使う」場所やものを指す。common landは「共有地」。 -
形容詞
よくある、ありふれた、普通の
「広く行き渡っている=どこにでもある」ということ。a common mistakeは「よくあるミス」。最も見落とされやすい重要な意味。 -
形容詞
(やや否定的に)粗野な、下品な、教養のない
「上品さ・洗練さが行き渡っていない」という含意。特にイギリス英語でよく使われる。 -
名詞
(the ~s)平民、庶民、下院(House of Commons)
「貴族や特権階級に属さない、広く一般の人々」というコアから派生。
3例文
4よくある間違い・注意点
「よくある・ありふれた」という意味を見落としがち。common errorは「共通のエラー」ではなく「よくあるエラー」。文脈を見て「共通」か「ありふれた」かを判断することが重要。
commonとordinaryの混同に注意。commonは「広く行き渡っている(頻度・共有)」が核で、ordinaryは「特別でない・平凡」が核。意味は重なるが、common groundは「共通の土台」という共有のニュアンスで使われ、ordinary groundとは言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ordinary | 「特別でない・平凡」が核で、評価が低いというニュアンスが強い。commonの「広く共有されている」という共有感はない。 |
| shared | 「共有している」という意味に特化しており、commonより意識的・積極的に分かち合っているニュアンス。 |
| frequent | 「頻繁に起こる」という頻度に特化。commonの「広く行き渡っている」という広がりのイメージはない。 |
| mutual | 「お互いに」という双方向性が核。common friendは「共通の友人」、mutual friendも同じ意味になるが、mutualは「双方向の関係」を強調する。 |
対義語: rare、uncommon、unique、exclusive
6派生語・関連語
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commonly
副詞
一般的に、よく、普通に -
uncommon
形容詞
珍しい、まれな -
commonplace
形容詞・名詞
ありふれた(こと)、平凡な(こと)
-
commonwealth
名詞
共和国、(英)連邦(common+wealth=共に持つ富・繁栄) -
commons
名詞
(the Commons)庶民院(下院)、共有地
7コロケーション
- common sense(常識)
- have ~ in common(〜を共通して持つ)
- common ground(共通の基盤・共通点)
8確認テスト
Side effects like headaches and nausea are common with this medication.
① 共通の
② 公共の
③ よくある
④ 下品な
③「よくある」が正解。「副作用が広く行き渡っている=よく見られる」というコアイメージが表れている。ここでのcommonは「共通・共同」ではなく、頻度・普及度を表す用法。①「共通の」は複数の対象が同じものを持つ場合に使い、この文では不自然。医療や科学の文章でcommonがこの意味で頻出するため、必ず押さえておきたい。
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