from
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
fromのコアイメージは「ある地点・状態・存在を起点として、そこを離れる」というものです。物理的な場所(洞窟から出る)だけでなく、時間(5時から)、原因・材料(木から作られる)、所属・出身(東京出身)まで広く使われます。共通しているのは「どこかを出発点・起源として、そこと区別されている」という感覚。「〜から」と訳せることがほとんどですが、日本語の「〜から」よりも「起点との分離・距離感」が強く意識されています。この『離れる・区別する』ニュアンスがあるため、prevent A from Bのように『AがBするのを妨げる』という禁止・分離の表現にも自然に使われます。
2意味一覧
-
前置詞
…から(場所・時間の起点)
物理的または時間的な出発点を示す基本用法。「そこを離れる」という分離のイメージがそのまま現れている。 -
前置詞
…出身の、…から来た
人の起源・ルーツをその場所に「起点」として位置づける用法。「自分の始まり」がその地であるというコアイメージ。 -
前置詞
…によって、…が原因で
原因・理由も「そこから結果が生まれる起点」として捉える。die from overworkは過労を起点として死に至るイメージ。 -
前置詞
…から(材料・素材)
ワインがブドウを起点として作られるように、素材・材料もfromで表せる。made from(化学変化あり)とmade of(形のまま)で使い分ける点に注意。 -
前置詞
…しないように(prevent/stop/keep + A + from + Ving)
「起点から引き離す=分離させる」というコアから、AがBという行動に向かうのを切り離す(妨げる)という意味が生まれる。
3例文
4よくある間違い・注意点
made from と made of の混同に注意。Wine is made from grapes.(fromはブドウがワインへと変化し、原形が残らない)に対し、This desk is made of wood.(ofは木という素材が形を保ったまま机になっている)。変化の度合いが使い分けのポイント。
「原因」を表す前置詞としてfromとbecause ofを混同しがち。fromは結果に直接つながる起点(die from cancer)、because ofは理由・説明としての原因(absent because of illness)という微妙なニュアンスの違いがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| out of | 「内部から外へ出る」という動きを強調。fromより「脱出・抽出」の動的ニュアンスが強い(take money out of the wallet)。fromは起点を示すだけで移動方向を問わない。 |
| since | 時間の起点という点でfromと共通するが、sinceは「その時点から現在まで継続している」ことを含意する。froは単に起点を示すだけ(from 9 to 5)。 |
| due to | 原因・理由を表す点でfromと重なるが、due toはより「正式・書き言葉的」で、名詞句を後に取る。fromは動詞と結びついて使われることが多い。 |
対義語: to、into、toward
6派生語・関連語
-
therefrom
副詞
そこから(古語・法律文書的)
7コロケーション
- differ from A(Aと異なる)
- suffer from A(Aに苦しむ)
- prevent A from doing(AがするのをとめるBeing)
8確認テスト
“This cheese is made from goat’s milk.”
①このチーズはヤギのミルクと一緒に作られた。
②このチーズはヤギのミルクを起源として(加工されて)作られている。
③このチーズはヤギのミルクのそばで作られた。
④このチーズはヤギのミルクとは別の材料から作られた。
正解は②。fromは「起点・出どころ」を示すため、ヤギのミルクがこのチーズの素材的起源であることを表す。made fromはミルクがチーズへと化学的・物理的に変化し原形が残らないときに使われる表現。「ヤギのミルクを原料として(加工・変化して)作られている」が最も自然な日本語訳。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。