fruit
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
fruitのコアイメージは「木や草が時間をかけて育て上げた最終的な産物」です。木が栄養を蓄え、花を咲かせ、やがて実らせるものが fruit。ここから「果物・果実」という具体的な意味が生まれますが、このイメージは抽象的な領域にも広がります。長期間の努力・労働・プロセスが形になって現れた「結果・成果・恵み」という意味でも使われます。「the fruit of one’s labor(労働の成果)」のような表現がその典型です。重要なのは、ただの「結果(result)」ではなく、プロセスを経て実った豊かな産物というポジティブなニュアンスが基本にある点です。
2意味一覧
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名詞
果物、果実
木が育て上げた具体的な産物。日常では最もよく使われる意味で、可算・不可算どちらも使われる。 -
名詞
結果、成果、恵み
努力や行為が時間をかけて「実った」産物というイメージが転じたもの。the fruits of~という複数形でよく使われる。 -
名詞
収穫、利益、産物
農業的な「収穫」から派生し、広く「何かを得ること・得られたもの」を指す。経済・ビジネス文脈でも登場する。 -
動詞
実を結ぶ、成果を上げる
名詞から転じた動詞用法。植物が実を結ぶ様子から、努力が報われる場面にも使われる(やや格式ばった表現)。
3例文
4よくある間違い・注意点
fruit は不可算名詞として「果物(全般)」を指すことが多いが、種類を強調するときは fruits(複数形)も使える(例:tropical fruits)。日本語では「果物」と「果実」を区別しないが、英語では文脈に注意が必要。
「結果」という意味では result や outcome と混同しがちだが、fruit / fruits はポジティブな「実った成果・恵み」というニュアンスが強い。失敗や悪い結果には使いにくい(例外:the bitter fruits of failure のように比喩的に使う場合はある)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| result | 単純に「何かの後に来るもの」を指し、良い・悪いどちらにも中立。fruitのような「努力が実った」というニュアンスはない。 |
| outcome | プロセスの終わりにある「最終的な状況・成り行き」。fruitより客観的・中立的で、ビジネスや学術で多用される。 |
| harvest | 「収穫」という農業的イメージが強く、努力の成果を比喩的に指す点はfruitに近いが、「まとめて刈り取る」というニュアンスがある。 |
| product | 「生産されたもの・産物」という意味で近いが、製造・工業のニュアンスが強く、fruitが持つ「自然に実る・有機的な成長」感がない。 |
対義語: failure、root(根:実の反対としての起点)
6派生語・関連語
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fruitful
形容詞
実り多い、成果の上がる、有益な
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fruitless
形容詞
実りのない、無駄な、成果のない -
fruition
名詞
(計画・努力などの)実現、成就、結実 -
fruity
形容詞
果物のような(香り・味など)
7コロケーション
- bear fruit(実を結ぶ、成果を上げる)
- the fruits of one’s labor(努力の成果・賜物)
- fresh fruit(新鮮な果物)
8確認テスト
“Their years of collaboration finally came to fruition and bore fruit for the entire community.”
① 彼らの長年の協力はついに果物を生み、地域全体に実を届けた。
② 彼らの長年の協力はついに実を結び、地域全体に成果をもたらした。
③ 彼らの長年の協力はついに結末を迎え、地域全体が混乱した。
④ 彼らの長年の協力はついに終わりを告げ、地域全体に影響が出た。
②
「bear fruit」は「実を結ぶ・成果を上げる」というイディオム。fruitのコアイメージは「努力が時間をかけて実った産物」であり、ここでは長年の協力が具体的な恩恵として地域にもたらされたという意味。①は比喩を文字通りに取りすぎており不自然。③④はネガティブなニュアンスが入っており、fruitの「豊かな成果」というコアイメージと合わない。
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