necessarily
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
necessarilyのコアイメージは「必然性・論理的な必然的連結」です。形容詞necessaryが「なくてはならない・必然的な」を意味するように、necessarilyは「物事が論理的・必然的にそうなる(あるいはそうならない)」というニュアンスを持ちます。肯定文で使うと「当然・必然的に」、否定文(not necessarily)で使うと「必ずしも〜とは限らない(=必然的な結びつきが成立しない)」となります。つまり、この単語は「AならばBという論理的必然」があるかどうかを問題にしており、日本語の「必ず」や「必ずしも〜ない」はどちらもこのコアイメージから派生する表現です。
2意味一覧
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副詞
必然的に、当然ながら(肯定文で)
AとBの間に論理的必然の結びつきがある場合に使う。「当然そうなる」というニュアンス。 -
副詞
必ずしも〜ない(否定文・not necessarilyで)
「必然的な結びつきが成り立たない」=「常にそうとは言えない」という意味になる。大学受験でも最頻出の用法。 -
副詞
(反論・留保として)そうとも限らない、一概に言えない
会話で「Not necessarily.」と単独で使うと「必ずしもそうじゃない」という婉曲な否定・留保の表現になる。論理的必然がないことを端的に示す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「not necessarily」を「全く〜ない(not at all)」と混同しやすい。not necessarilyは「常にそうとは限らない(部分否定)」であり、「全否定」ではない。例えば「That is not necessarily true.」は「それは必ずしも正しいとは限らない(場合によっては正しいこともある)」という意味で、「それは全く正しくない」ではない。
肯定文のnecessarilyを見落としがち。「Wealth does not necessarily bring happiness.」のようにnotと離れて使われることも多いため、文全体の構造を確認すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| inevitably | 「避けがたく・不可避的に」のニュアンスが強く、結果が逃れられない運命・成り行きであることを強調する。necessarilyが論理的必然なのに対し、inevitablyは出来事の流れとしての必然性。 |
| always | 「いつも・常に」という時間的な反復・習慣を表す。not alwaysもnot necessarilyに近い意味になるが、alwaysは時間的頻度の話、necessarilyは論理的必然性の話。 |
| certainly | 「確かに・確実に」という話者の確信度を表す。necessarilyが「論理的に〜であるはず」なのに対し、certainlyは「間違いなく」という主観的確信を示す。 |
対義語: contingently(偶発的に)、possibly(〜かもしれない)
6派生語・関連語
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necessary
形容詞
必要な、必然的な
-
necessity
名詞
必要性、必然性、必需品
-
unnecessary
形容詞
不必要な、無用な -
unnecessarily
副詞
不必要に、むやみに
7コロケーション
- not necessarily true(必ずしも正しいとは限らない)
- not necessarily mean(必ずしも〜を意味するわけではない)
- necessarily involve(必然的に〜を伴う)
8確認テスト
「A high salary does not necessarily lead to job satisfaction.」
① 高い給料は仕事の満足感につながらない。
② 高い給料は必ずしも仕事の満足感につながるとは限らない。
③ 高い給料は絶対に仕事の満足感につながらないわけではない。
④ 高い給料は当然仕事の満足感につながる。
② が正解。not necessarilyは「部分否定」であり、「高い給料→仕事の満足感」という必然的結びつきが成立しない場合もあるという意味。①は全否定(never相当)になってしまい意味が変わる。③は二重否定で意味が逆転してしまう。④はnecessarilyの肯定用法の訳だが、文にnotが含まれているため誤り。
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