guest
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
「guest」のコアイメージは「外部から迎え入れられた人」です。自分の縄張り(家・店・番組など)に招待・歓迎されてやって来る存在を指します。重要なのは「招いた側」と「招かれた側」という関係性があること。ホテルの宿泊客も、テレビのゲストも、自宅に招いた友人も、すべて「その場の本来の住人・所有者・メンバーではないが、正式に迎え入れられた人」という共通イメージで結ばれています。だから「不法侵入者」や「野次馬」には使えません。また形容詞的に「guest room(客室)」「guest speaker(招待講演者)」のように使われるのも、「本来そこにいる人とは別の、特別に招かれた存在」というコアイメージから自然に説明できます。
2意味一覧
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名
(家・パーティーなどへの)招待客、来客
プライベートな空間に正式に招かれた「外からの人」というコアイメージそのもの。招待した主人(host)との対比関係が前提にある。 -
名
(ホテル・レストランなどの)客、宿泊客
ホテルやレストランも「その施設に迎え入れられた外部の人」という点で同じコアイメージ。施設スタッフが「host側」、利用者が「guest側」という構図。 -
名
(テレビ・ラジオ番組などへの)ゲスト出演者、特別招待者
番組の「レギュラー」ではなく、特別に招かれた外部の人物。「非常駐の特別な来訪者」というコアイメージが拡張された用法。 -
形(名詞の前に置いて)
(客用の・招待された)〜専用の
「guest room(客室)」「guest speaker(招待講演者)」のように、「本来の構成員ではなく、招かれた外部の人のための」という意味合いを名詞に添える修飾用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「customer(顧客・常連客)」との混同に注意。「customer」はお金を払って商品・サービスを繰り返し利用する人を指し、継続的な取引関係が前提。一方「guest」はホテルや飲食店でも使われるが、「迎え入れられた特別な来訪者」というニュアンスがあり、より丁寧・歓迎的な響きを持つ。そのためホテルでは「customer」より「guest」が好まれる。
「Be my guest.」というイディオムは「どうぞご自由に」という意味。「あなたを私のゲストとして迎えます=遠慮なくどうぞ」というコアイメージからの慣用表現。直訳しようとすると意味が取れないので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| visitor | 「訪ねてくる人」全般を指し、招待された場合も自発的に来た場合もある。guestほど「歓迎・招待」の意味合いは強くなく、より中立的。 |
| customer | 主に商業的文脈で使われる「お客」。お金を払う取引関係が前提で、継続性・繰り返しのニュアンスがある。guestの持つ「歓迎・招待」の温かみはない。 |
| invitee | フォーマルな文書などで使われる「招待された人」。guestより堅い表現で、招待されたという事実を強調する。日常会話ではほぼ使われない。 |
対義語: host、resident
6派生語・関連語
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guesthouse
名
ゲストハウス、民宿 -
guest speaker
名(コロケーション)
招待講演者、ゲストスピーカー
7コロケーション
- invite A as a guest(Aをゲストとして招く)
- guest of honor(主賓、特別来賓)
- guest room(客間、客室)
8確認テスト
“We are pleased to welcome our guest speaker, Professor Tanaka, who has flown in from Tokyo for today’s event.”
① 宿泊客の田中教授
② 招待講演者の田中教授
③ 常連客の田中教授
④ 従業員の田中教授
正解:② 「guest speaker」は「招待された外部の講演者」を意味するコロケーション。田中教授はその場のレギュラーメンバーではなく、イベントのために特別に招かれた外部の人物であり、guestの「外から正式に迎え入れられた人」というコアイメージが最もよく表れているのが②。①は宿泊という文脈がなく不自然、③のcustomerとの混同も誤り、④は文意と正反対。
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