history
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
historyのコアイメージは「人間が経験・記録してきた過去の出来事の連なり」です。ギリシャ語のhistoria(探究・知識)に由来し、単なる「昔の出来事」ではなく、「調べられ、語られ、意味づけられた過去」というニュアンスがあります。だから「歴史学(史学)」という学問の意味にもなり、「(誰かの)過去の経緯・いきさつ」という個人レベルの話にもなります。またインフォーマルには「もう終わった話・過去のこと」という意味でも使われます。「記録に残るほどの重要な出来事の積み重ね」というイメージを持つと、さまざまな文脈に対応できます。
2意味一覧
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名
歴史、歴史的事実
人類が経験し記録してきた過去の出来事の連なり全体を指す。最も基本的な用法。 -
名
史学、歴史学
過去の出来事を探究・分析する学問のこと。「過去の積み重ねを研究する営み」というコアイメージから自然に派生した意味。 -
名
(個人・物事の)来歴、経歴、いきさつ
人や物に関する「過去の出来事の積み重ね」を指す。medical history(病歴)やwork history(職歴)のように、個人レベルにも使われる。 -
名
(もう終わった)過去のこと〔口語〕
「記録された過去=すでに終わったこと」というコアイメージから。That’s history.(もう終わったことだ)のように使われ、見落とされがちな重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
history は「歴史上の出来事・記録された過去」、story は「語られる物語・話」という違いがある。history は story を語源に含むが、現代英語では「事実に基づく記録」というニュアンスが強く、フィクションの「物語」には story や tale を使う。
「歴史的な」と言いたいとき、historic と historical を混同しがち。historic は「歴史に残るほど重要な(a historic moment)」、historical は「歴史に関する・歴史上の(a historical fact)」という違いがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| past | 単に「過去」という時間軸を指す語。historyのように「記録・意味づけられた過去」というニュアンスはなく、より中立的・広範囲に使われる。 |
| chronicle | 出来事を時系列に記録したもの(年代記)。historyが「解釈・意味づけを含む歴史叙述」なのに対し、chronicleは「事実の記録」に重点がある。 |
| record | 「記録・記録物」全般を指す語。historyより範囲が広く、音楽のレコードや個人の記録にも使われる。 |
対義語: future、present
6派生語・関連語
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historic
形
歴史的に重要な、歴史に残る
-
historical
形
歴史に関する、歴史上の
-
historian
名
歴史家 -
historically
副
歴史的に(見て) -
prehistory
名
先史時代
7コロケーション
- make history(歴史を作る・歴史に名を残す)
- go down in history(歴史に刻まれる)
- medical / work / family history(病歴・職歴・家族の来歴)
8確認テスト
“Before hiring her, the company checked her employment history carefully.”
① 歴史的功績
② 職歴・経歴
③ 歴史学の知識
④ 過去の失敗談
② 職歴・経歴。employment history は「雇用に関する過去の出来事の積み重ね」、つまりその人がどこで何をしてきたかという「来歴」を指す。historyのコアイメージ「過去の出来事の連なり」が個人レベルに適用された例で、①③④はこの文脈に合わない。
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