indefinite
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
indefiniteは「in-(否定)」+「definite(明確に定まった)」から成る語。definiteの語源はラテン語のfinisで「境界・限界」を意味する。つまりindefiniteとは、物事の「境界・輪郭・期限・範囲」が定まっていない状態を指す。期間が決まっていない(indefinite period)、内容がはっきりしない(indefinite answer)、数量の限定がない(indefinite number)など、あらゆる種類の「不確定さ・無限定さ」を表せる。重要なのは、単なる「あいまい」ではなく「限定・確定できていない」という感覚で、これを掴むことで文脈ごとの日本語訳を自力で導ける。
2意味一覧
-
形容詞
(期間・量・範囲などが)不定の、決まっていない
境界や終わりが設定されていない状態。特に期間・数量に使われ「いつまでか分からない」「どのくらいかはっきりしない」を表す。 -
形容詞
(内容・意味などが)不明瞭な、曖昧な
言葉や意見の輪郭がぼやけていて、どの立場・方向を指しているか確定できない状態。 -
形容詞
(文法)不定の / indefinite article(不定冠詞 a/an)
文法用語として、特定の対象を指定・限定しない冠詞a/anを指す。「どれとは限定しない一つのもの」という境界未確定の感覚と一致する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「indefinite=曖昧な」と一意に覚えてしまうと、indefinite period(無期限の期間)やindefinite article(不定冠詞)のような用例で訳せなくなる。「境界が定まっていない」というコアイメージを軸に、文脈に応じて「無期限の」「不定の」「曖昧な」を使い分けることが重要。
vague(漠然としている・具体性がない)と混同しやすいが、indefiniteは「限定・確定されていない」という構造的な不確定さ、vagueは「内容そのものがぼんやりしている」という認知的なぼやけさに重点がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| vague | 思考・表現の内容がはっきりしない「ぼんやり感」が中心。indefiniteが境界・期限・範囲の未確定を指すのに対し、vagueは具体性の欠如を指す。 |
| ambiguous | 二つ以上の解釈が成り立つ「多義的・両義的」なあいまいさ。indefiniteが「確定されていない」なのに対し、ambiguousは「どちらとも取れる」という意味で解釈の複数性が焦点。 |
| uncertain | 結果や事実が「まだ分からない・確信が持てない」という不確かさで、主観的な確信度に関わる。indefiniteはより客観的に境界・範囲が決まっていないことを表す。 |
対義語: definite、specific、fixed、precise
6派生語・関連語
-
indefinitely
副詞
無期限に、漠然と(例:postponed indefinitely 無期限に延期) -
indefiniteness
名詞
不確定さ、曖昧さ -
definite
形容詞
明確な、確実な(直接の対義語)
7コロケーション
- indefinite period / time(無期限の期間)
- indefinite article(不定冠詞 a/an)
- indefinite answer / response(曖昧な返答)
8確認テスト
The company announced that the factory would be closed indefinitely due to safety concerns.
① 一時的に
② 無期限に
③ 曖昧に
④ 部分的に
②「無期限に」が正解。indefinitelyはindefiniteの副詞形で、ここでは工場閉鎖の「終わり・再開の期日という境界が設定されていない」ことを意味する。①「一時的に」はtemporarilyで期限ありのニュアンス、③「曖昧に」は方法・態度に関するvaguelyに近く、④「部分的に」はpartiallyで全く異なる。安全上の懸念から再開時期が定まらないという文脈から、「境界(期限)が定まっていない」というコアイメージが「無期限に」という訳に自然につながる。
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