landscape
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
landscapeの語源はオランダ語の「landschap(土地のまとまり)」で、絵画用語として「風景画」を指すところから英語に入ってきた。コアイメージは「ある視点から見渡したときに広がる全体的な広がり・様相」。単なる一点の「眺め」ではなく、地平線まで広がる土地そのものの全体像を指す。だからこそ自然の「風景・景色」だけでなく、「政治の地図」「業界の勢力図」など、ある領域全体の状況・勢力関係を俯瞰したものを指す比喩的用法にも自然に広がる。また、横長の紙面・画面レイアウトを指す「横向き印刷」の意味も、縦より横に広がるという同じコアイメージから生まれている。
2意味一覧
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名詞
風景、景色(特に広大な自然の眺め)
視点から広がる土地全体の様相がそのまま「風景・景色」という訳になる。sceneryより具体的に「地形を含む広がり」を意識した語。 -
名詞
(政治・社会・業界などの)状勢、全体像、勢力図
特定分野を高い視点から「見渡したときの全体的な広がり」がそのまま比喩的に使われ、勢力や状況の「全体像・地図」を表す。 -
名詞
(印刷・画面の)横向き、横置きレイアウト
風景画が横長であることから、縦より横に広がる向きを指す。「portrait(縦)」の対義語として使われる。 -
動詞
(庭・土地を)造園する、景観整備をする
土地の「広がりの様相」を人工的に整える行為を動詞化したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「景色」と聞いてsceneryやviewと同一視しがちだが、landscapeは「地形を含む広がりある全体像」に焦点がある。sceneryは視覚的な美しさ全般、viewは特定の視点からの眺め、landscapeは「大地の広がりそのもの」というニュアンスの違いを意識しよう。
比喩的な「状勢・全体像」の意味を見落としやすい。受験では ‘the changing landscape of~’ ‘~の landscape’ という形で「〜分野の全体的な状況」を指す用法がよく出題されるので要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| scenery | 自然の「美しさ・情景」という視覚的印象に重点。landscapeのように「地形の広がり」や比喩的な「状勢」の意味はない。 |
| view | 特定の場所・視点から見える「一つの眺め」。landscapeより範囲が限定的で、比喩的な「状勢」の意味もない。 |
| terrain | 地形・地勢という物理的・地理的な「土地の性質」に特化。視覚的な美しさや比喩的な意味合いはほぼない。 |
対義語: portrait(縦向き)
6派生語・関連語
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landscaping
名詞
造園(すること)、景観整備 -
landscaper
名詞
造園業者、ランドスケープデザイナー -
landscaped
形容詞
造園された、整備された(景観の)
7コロケーション
- the political / economic / competitive landscape(政治的・経済的・競争上の状勢)
- a dramatic / changing landscape(劇的に変化しつつある状勢・風景)
- landscape gardening / design(造園、ランドスケープデザイン)
8確認テスト
“The rapid rise of AI has transformed the landscape of the job market.”
① その山の景色
② 雇用市場の全体的な状勢
③ 雇用市場の美しい眺め
④ 横向きの印刷形式
② 雇用市場の全体的な状勢。landscapeのコアイメージ「広がりをもって見渡せる全体像」が、ここでは「雇用市場という領域を俯瞰したときの勢力図・状況全体」という比喩的意味で使われている。自然の風景ではなく、分野全体の状況を「地図のように俯瞰する」感覚がこの訳を導く。
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