quality
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
qualityのコアイメージは「あるものが生まれつき・本質的に持っている性質や、その優劣の度合い」です。ラテン語のqualis(どのようなものか)に由来し、「そのものをそのものたらしめる特性」という根っこがあります。だから「品質・質」(製品の優劣の程度)にも「特質・特性」(そのものが本来持つ性質)にも使われます。さらに重要なのが形容詞的用法で「quality time(充実した時間)」「quality product(高品質な製品)」のように「高い水準・優れた」を意味する点です。単に「よい・悪い」ではなく「本来の性質がどれほど高いか」という視点で理解すると、あらゆる文脈に対応できます。
2意味一覧
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名詞
質・品質(優劣の程度)
あるものが持つ性質の「高低・優劣の度合い」に注目したときの意味。quality of life(生活の質)のように抽象的なものにも使われる。 -
名詞
特質・特性・性質(ある物・人が持つ固有の性格)
「そのものをそのものたらしめる本来の性質」というコアから、「He has the qualities of a leader(彼はリーダーの素質を持つ)」のように、物や人固有の特性を指す。 -
形容詞
高品質な・優れた(名詞の前に置いて修飾)
「高い水準の性質を持つ」というコアが形容詞的に強調された用法。quality education(質の高い教育)のように「優れた」を意味する修飾語として機能する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「quality」は単独では「良い・悪い」を含まない中立的な語で、「quality of the product was poor(製品の品質が低かった)」のように悪い方向にも使われる。「quality = 高品質」と固定して覚えると形容詞的用法との混乱を招くので注意。
「quality」(種類・程度を含む性質)と「quantity」(数量・量)を混同しやすい。「quality vs quantity(質 vs 量)」という対比を覚えておくと区別しやすい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| characteristic | 「特質」の意味では近いが、characteristicは「他と区別するための識別的な特徴」に焦点を当てる。qualityは「本来内在する性質の優劣や程度」に重きを置く点が異なる。 |
| property | 主に物理的・化学的な「性質・属性」を指す技術・科学的な文脈で多用される。qualityより客観的・中立的なニュアンス。 |
| attribute | 「(人・物に)付与された特性」というニュアンスが強く、外から与えられたものに使いやすい。qualityは本来そのものに内在する性質感が強い。 |
対義語: quantity(量)、inferiority(劣ること・低品質)
6派生語・関連語
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qualify
動詞
資格を得る・条件を満たす・限定する
-
qualified
形容詞
資格のある・適任の
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qualification
名詞
資格・適性・条件
-
qualitative
形容詞
質的な・定性的な
7コロケーション
- quality of life(生活の質)
- high-quality / low-quality(高品質な/低品質な)
- quality time(充実した時間・内容の濃い時間)
8確認テスト
“She has the rare quality of being able to listen without judgment.”
① 品質
② 個性
③ 資質
④ 水準
③「資質」が正解。この文では「彼女がもともと持っている、判断せずに人の話を聞けるという内在的な性質・能力」を指しており、「資質」または「特質」が最も自然な訳。①の「品質」はモノに使うことが多く不自然。②の「個性」はpersonalityに近いニュアンス。④の「水準」はlevelに近い語で、この文脈では意味がずれる。
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