mainstream
【形】主流の
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
mainstreamは「main(主要な)」と「stream(流れ)」を組み合わせた語。川の「本流・主流」が原義で、そこから「社会や文化の中心的な傾向・大多数が受け入れている流れ」というイメージに広がった。小さな支流や傍流ではなく、最も大きくて力強い流れの真ん中を意味する。社会・文化・思想・メディアなどの分野で「多数派が支持する主要な動向」を表す際に使われる。逆に言えば、まだメジャーになっていないもの、少数派のものは「mainstream ではない」と表現できる。流れの「中心にいる・中心を成す」というコアイメージが、名詞・形容詞どちらの用法にも一貫して流れている。
2意味一覧
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名詞
(社会・文化・思想などの)主流、主流派
川の「本流」というイメージがそのまま転用され、社会や文化において最も広く受け入れられている「大きな流れ」を指す。 -
形容詞
主流の、一般的な、大多数に受け入れられた
「本流の中心にある」というコアから、「ごく普通の・多数派の」という意味になる。ニッチや前衛的なものと対比されることが多い。 -
動詞
(障がいのある生徒などを)通常学級に統合する
「本流に加える」というコアから転じた用法。特に教育文脈で「特別支援を要する生徒を一般クラスに合流させる」ことを表す。試験でも稀に登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「主流」という訳語に引きずられて「最高・最優秀」と誤解しがちだが、mainstreamは「質の高さ」ではなく「大多数に受け入れられているかどうか」を示す。前衛的・革新的なものはmainstream ではないが、それが劣っているわけではない。
動詞用法(教育における統合教育)は日本の参考書に載りにくいが、英語圏の文章には頻出するため要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| conventional | 「慣習・慣例に従った」というニュアンスが強く、変化への抵抗感や保守性が含まれる。mainstreamは単に「多数派の流れ」を指すが、conventionalは「型にはまった」というやや否定的な含意を持つことも多い。 |
| prevailing | 「現時点で支配的・優勢な」という意味で、mainstreamより「今この瞬間に優勢」というニュアンスが強い。思想・意見・風向きに使うことが多い。 |
| dominant | 「支配的な・圧倒的に優位な」という意味で、力による支配感が強い。mainstreamが「自然に広まった流れ」なら、dominantは「他を押しのけて上に立つ」イメージ。 |
対義語: fringe(周縁の)、alternative(オルタナティブな)、niche(ニッチな)、avant-garde(前衛的な)
6派生語・関連語
-
mainstreaming
名詞
主流化;(教育)障がい児の通常学級への統合 -
mainstreamed
形容詞・動詞過去形
主流に取り込まれた;通常学級に統合された
7コロケーション
- enter / join the mainstream(主流に入る・加わる)
- mainstream media(主流メディア・大手メディア)
- mainstream opinion / view(大多数の意見・一般的な見解)
8確認テスト
“Electric vehicles were once considered a niche product, but they have now become mainstream.”
① 最先端の
② 一般に普及した
③ 高級品となった
④ 過去の遺物となった
② 一般に普及した。かつてはニッチ(傍流)だったEVが「本流の大きな流れに合流した」というコアイメージが表れている。「最先端」は innovative などで表され、mainstreamとは逆に「新しい少数派」を連想させるため①は不適切。
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