make
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
makeのコアイメージは「ゼロから何かを存在させる・ある状態を実現させる」こと。物を「作る」だけでなく、ある状態や結果を「引き起こす」「実現させる」という意味にも広がる。make a mistake(間違いを犯す)は「間違いという事態を生み出す」、make him cry(彼を泣かせる)は「泣くという状態を実現させる」、make money(お金を稼ぐ)は「お金が手元に存在する状態を作り出す」と考えると一貫したイメージが見えてくる。do が「動作そのものを行う」のに対し、make は「結果・産物を生み出すことに焦点を当てる」点が特徴。
2意味一覧
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動詞
(物を)作る・製造する
素材や部品から新たなものを存在させる、コアイメージそのまま。 -
動詞
(ある事態・結果を)引き起こす・生み出す
物理的な製造だけでなく、抽象的な状況や出来事を「存在させる」場合にも使う。make a mistake、make a noise などがこれにあたる。 -
動詞
〜させる・〜の状態にする(使役)
「人が〜という状態になることを実現させる」というイメージ。make him laugh で「彼が笑う状態を作り出す」。 -
動詞
(お金・利益などを)得る・稼ぐ
「お金が自分の手元に存在する状態を作り出す」と捉えると自然に理解できる。 -
動詞
(約束・決定などを)する・行う
make a decision、make a promise のように、抽象的な行為の「産物」を生み出すイメージ。do との使い分けで頻出。 -
動詞
〜になる・〜として適している(資質・可能性)
「〜という存在を実現させるだけの素質がある」という含意。She will make a great teacher. のように使う。 -
名詞
(製品の)銘柄・メーカー
「作ったもの」が転じてブランドや製造元を指す。What make is your car? のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
make と do の混同に注意。make は「産物・結果を生み出す」ことに焦点、do は「動作を遂行する」ことに焦点。make homework(×)→ do homework(○)、do a mistake(×)→ make a mistake(○)のように、セットで覚えるべきコロケーションが多い。
使役構文で make は強制のニュアンスを持つ。My boss made me work overtime. は「上司に残業させられた(強制)」。自発的なニュアンスには let や have を使う点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| create | ゼロから独創的なものを生み出すニュアンスが強い。芸術作品や概念など、高い独自性を伴う創造に使う。makeより格式張った表現。 |
| produce | 大量生産や継続的な産出に焦点が当たる。工場での製造や、結果として何かを生じさせる場合に使う。 |
| build | 部品や材料を積み上げて構造物を組み立てるイメージ。建物やシステムなど、段階的に構築する場合に使う。 |
| do | 行為そのものを遂行することに焦点。結果や産物ではなく、動作のプロセスを強調する。 |
対義語: destroy、break
6派生語・関連語
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maker
名詞
製造者・メーカー -
making
名詞
製造・制作・形成(in the making:制作中で) -
handmade
形容詞
手作りの -
manmade
形容詞
人工の・人造の
7コロケーション
- make a decision(決断する)
- make a difference(違いを生む・重要である)
- make progress(進歩する)
8確認テスト
“Hard work and passion — that’s what it takes to make it in the music industry.”
① 音楽業界でそれを作り上げること
② 音楽業界で成功すること
③ 音楽業界でお金を稼ぐこと
④ 音楽業界に参加すること
②「音楽業界で成功すること」が正解。make it は「(目標とする状態を)実現させる」というコアイメージから転じた慣用表現で、「成功する・やり遂げる」を意味する。make money(③)とは別の表現で、「成功という結果を生み出す」というイメージを掴めているかが問われる。
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