marriage
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
marriageのコアイメージは「二者が正式・永続的に結合した状態」である。語源はラテン語のmaritare(夫婦にする)に遡り、単なるロマンティックな感情ではなく、社会的・法的に認められた「結びつきそのもの」を指す。そのため、結婚式という「イベント」ではなく、結婚という「制度・状態・関係」にフォーカスする。この「二者が一体化する」イメージから、人間同士の婚姻だけでなく、異なるもの(風味・概念・組織)が融合した状態にも比喩的に使われる。日本語の「結婚」より抽象度が高く、状態・関係・制度をまるごと包む大きな概念と捉えよう。
2意味一覧
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名
結婚(式)/婚姻(制度)
二者が法的・社会的に正式に結びつく行為や制度そのものを指す。イベントとしての「式」と制度としての「婚姻」の両方をカバーする。 -
名
結婚生活/夫婦関係
結びついた「状態が続いている期間・関係」に着目した訳。「Their marriage lasted 30 years(30年間の結婚生活)」のように、進行中の関係性を表す。 -
名
(異なるものの)結合・融合
二者が一体化するコアイメージが比喩に転用された用法。「a marriage of science and art(科学と芸術の融合)」のように、相性の良い要素が組み合わさって新たな価値を生む場面で使われる。 -
名
(特定の)婚姻関係・婚姻状態
「a happy marriage / a loveless marriage」のように、その関係の質や性質を形容詞で修飾することで、婚姻という「状態の色合い」を表現できる。
3例文
4よくある間違い・注意点
weddingとの混同に注意。weddingは「結婚式(イベント)」だけを指し、その後の生活・制度は含まない。marriageは式・制度・生活・関係を広くカバーする上位概念。
「marriage = 喜ばしいもの」と無意識に思い込みがちだが、英語ではloveless marriage(愛のない結婚)やfailed marriage(失敗した結婚)のように中立的に使われる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| wedding | 結婚式という一日限りのイベントのみを指す。marriageのような「制度・関係・状態」のニュアンスはない。 |
| matrimony | 宗教的・格式的な婚姻を指すフォーマルな語。法的・文学的な文脈で使われ、日常会話ではmarriageの方が一般的。 |
| union | 人や組織などが「一つになること」全般を指す広い語。marriageほど婚姻に特化せず、比喩・抽象的な結合にも広く使える。 |
対義語: divorce、separation
6派生語・関連語
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marry
動
結婚する;(ものを)結びつける
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married
形
既婚の;(生活・状態が)結婚した -
remarriage
名
再婚 -
intermarriage
名
異人種間・異民族間の結婚;近親婚
7コロケーション
- arrange a marriage(縁談を進める/結婚を取り決める)
- marriage breaks down(結婚生活が破綻する)
- a marriage of convenience(便宜上の結婚;利害による結合)
8確認テスト
“The new policy is a successful marriage of economic growth and environmental protection.”
① 経済成長と環境保護の模範的な結婚式
② 経済成長と環境保護の見事な融合
③ 経済成長と環境保護の法的な婚姻
④ 経済成長と環境保護の離婚
②。marriageのコアイメージは「二者が一体化した結びつき」であり、この文では人ではなく概念同士が結合している比喩的用法。「融合・調和」が最も自然な訳。①③は婚姻・式の意味に引きずられた誤り、④は意味が逆。
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