medicine
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
medicineのコアイメージは「病気・苦しみに対抗するための知識・手段・物質」全体を指す言葉です。古代から人類が病と戦う中で蓄積してきた「技術や知恵の体系(=医学)」と、それが生み出した「具体的な手段(=薬)」の両方をカバーします。日本語では「医学」と「薬」は全く別の単語ですが、英語のmedicineはどちらも同じ根っこ——「病に打ち勝とうとする人間の営み」——から来ているため、1つの単語で表せるのです。文脈によって「薬(物質)」なのか「医学(学問・実践)」なのかを判断する力が求められます。
2意味一覧
-
名
薬、内服薬
病気に対抗するための「具体的な物質・手段」という側面。特に飲む薬(内服薬)を指すことが多く、注射や外用薬とは区別されることも。 -
名
医学、医術
「病気と向き合う知識・技術の体系」というコアイメージそのもの。practice medicine(医業を行う)のように、医師が行う実践的な行為や学問分野を指す。 -
名
(比喩的に)良薬、効果的な対処法
「苦しみを取り除く手段」というイメージが転じて、比喩的に「問題の解決策や心の救い」を表す。Laughter is the best medicine.(笑いは最高の良薬)が代表例。
3例文
4よくある間違い・注意点
「薬」を意味する英語にはmedicine・drug・pill・remedyなどがあり混同しやすい。medicineは主に「飲み薬全般」を指す日常語で、drugは「薬物・麻薬」の意味合いも強く、医薬品として使う場合はやや専門的。pillは「錠剤」という形状に焦点を当てた語。
medical(形容詞「医療の・医学の」)と混同しないように注意。「医学部」はmedicine department / school of medicineだが、「医療ミス」はmedical malpracticeのようにmedicalを使う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| drug | 薬品・薬物全般を指すより広い語で、「麻薬・違法薬物」の意味も含む。medicineが「治療のための飲み薬」という温かみのあるイメージなのに対し、drugはより化学的・中立的なニュアンス。 |
| remedy | 「ある問題・症状への対処法・治療法」というニュアンスが強く、薬に限らず民間療法や解決策全般にも使える。medicineより文語・フォーマルな響き。 |
| medication | 処方薬・投薬という医療的なプロセスに焦点を当てた語。「薬を服用している状態・治療のために処方された薬」というフォーマルで専門的な文脈で使われる。 |
対義語: disease、illness
6派生語・関連語
-
medical
形
医療の、医学の
-
medicinal
形
薬用の、薬効のある -
medicate
動
薬で治療する、薬を投与する -
medication
名
投薬、処方薬
-
physician
名
内科医(medicineの実践者)
7コロケーション
- practice medicine(医業を行う、医師として働く)
- take medicine(薬を飲む)
- study medicine(医学を学ぶ)
8確認テスト
“She dedicated her life to the study of medicine, hoping to find a cure for the disease.”
①薬を飲むこと
②医学
③内服薬
④健康法
②医学。study of medicineという表現から、「医学という学問・知識体系を研究すること」を指しているとわかる。① ③は「薬(物質)」という意味で、studyの目的語としては不自然。「医学を勉強する」study medicineというコロケーションが理解できていれば迷わず選べる。
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