mimic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
mimicのコアイメージは「外見・動作・音声などを精巧に写し取ること」。単に「まねる」というより、対象をよく観察して、その特徴を忠実に再現するニュアンスが強い。人間の行動をコミカルに真似る「物真似」から、生物が天敵から身を守るために別の生物や環境に外見を似せる「擬態」まで、「意図的・巧みに似せる」という点が一貫している。ギリシャ語の mimos(物真似師)が語源で、「芸として精巧に再現する」イメージが根底にある。名詞としては「物真似師」「擬態する生物」の意味にもなる。
2意味一覧
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動
(動作・声・様子などを)巧みにまねる、物真似をする
人の特徴を観察して精巧に写し取るコアイメージから、「巧みに真似する」行為を表す。単なる copy よりも意図的・芸術的なニュアンスがある。 -
動
(生物が)擬態する;(物が)〜に似た働き・外観を示す
生物が外見を精巧に写し取るコアイメージがそのまま「擬態」に結びつく。人工物がある機能・外見を模倣する文脈にも使われる。 -
名
物真似師;擬態する生物
「精巧に写し取る者」というコアイメージが名詞化し、物真似を職業・特技とする人や、擬態という戦略をとる生物を指す。 -
形
模倣の、擬似的な
「本物そっくりに写し取られた」ものを形容する用法。mimic warfare(模擬戦)のように、本物に似せて作られた状況を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
imitate と混同しやすいが、mimic は「外見・動き・音などの特徴を巧みに・精巧に再現する」ニュアンスが強く、コミカルさや揶揄のニュアンスを伴うことも多い。imitate はより中立的で学習・習得を目的とした模倣にも使える(例:imitate a role model)。
形容詞用法(mimic warfare / mimic examination)を見落としやすい。「模擬の〜」「擬似的な〜」という意味で名詞の前に置かれる用法も大学入試で出題されることがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| imitate | 模倣全般を指す中立的な語。学習・尊敬からの模倣にも使い、コミカルなニュアンスはない。mimicより広い場面で使える。 |
| impersonate | 特定の人物に「なりきる」こと。声や外見を使って別人を演じる行為で、詐称・なりすましのニュアンスも含む。 |
| emulate | 「見習って同等か以上になろうとする」積極的・競争的な模倣。admiration(尊敬)や rivalry(競争心)が動機にある。 |
| simulate | 実物を人工的に再現・シミュレートすること。コンピューターや実験装置による模擬再現など、技術的文脈で多用。 |
対義語: originate、innovate
6派生語・関連語
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mimicry
名
物真似;擬態(生物学用語としても頻出) -
mimicker
名
物真似をする人・生物 -
mime
名・動
(無言)パントマイム;身振りで演じる(同語源)
7コロケーション
- mimic the behavior of 〜(〜の行動をまねる)
- mimic the symptoms of 〜(〜の症状に似た状態を示す)
- closely mimic 〜(〜を精巧に模倣する)
8確認テスト
“Some mushrooms are dangerous because they mimic the appearance of edible ones.”
① 食べられるキノコの外観を食い物にする
② 食べられるキノコの外観にそっくりに似せる
③ 食べられるキノコの外観を調べる
④ 食べられるキノコの外観に混ざり込む
②。mimic は「外見・特徴を精巧に写し取る」コアイメージを持つ。ここでは毒キノコが食用キノコの外観を「そっくりに模倣する」という擬態の文脈で使われており、②が最も自然。①③④はコアイメージから外れており、文脈上も不自然。
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