imitate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
imitateのコアイメージは「あるものを手本として、その特徴を意図的に再現しようとする」こと。単なる「まねる」以上に、「対象を意識的に観察し、その本質的な特徴を自分の行為や作品として再現する」という知的な営みを含む。人の話し方・動作をまねる場合も、自然の風景を絵画で再現する場合も、建築様式を模して設計する場合も、すべて「対象を意識的に分析し、その特性を再現する」という同じ根っこから生まれる。そのため、ユーモラスな「物まね」から、芸術的な「模倣」、あるいは自然が人工物と見紛うような「酷似」まで、幅広い文脈で使われる。
2意味一覧
-
動詞
(人・動作を)まねる、物まねをする
人の話し方や身振りを手本として意識的に再現するのがコアイメージの最も直接的な表れ。コメディアンが有名人の物まねをする場面などで使う。 -
動詞
(作風・様式を)模倣する、手本として倣う
芸術・建築・文章などで、先人のスタイルを手本として意識的に再現する場合。単なる「まね」ではなく学習・継承のニュアンスも含む。 -
動詞
(外見・性質が)〜に酷似する、〜に見せかける
生物の擬態のように、対象の特徴を「再現した結果として似て見える」という状態を表す。意図のない自然現象にも使える点が特徴的。
3例文
4よくある間違い・注意点
「まねる」と聞いて copy を思い浮かべがちだが、copy は「そのまま複製する」ニュアンスが強く、書類のコピーなど機械的複製に使う。imitate は「手本を意識して特徴を再現する」という知的・技術的なプロセスを含む点が異なる。試験でこの2語を混同しないよう注意。
imitate は必ずしも「悪意ある盗用」を意味しない。学習・敬意・芸術表現として使われることも多く、文脈によってポジティブにもネガティブにもなる点を押さえておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| copy | 「そのまま複製する」ニュアンスが強く、機械的・忠実な再現を指すことが多い。imitateより幅が狭い。 |
| mimic | 音・動作を誇張気味にまねることに焦点。コミカルで表面的な模倣を指すことが多く、imitateより軽いトーン。 |
| emulate | 「超えることを目指して手本に倣う」という向上心・競争心を含む。imitateよりも積極的・野心的なニュアンス。 |
| simulate | 「本物に見せかけるために再現する」という意味で、技術的・実験的な文脈で使われることが多い。 |
対義語: originate、innovate、invent
6派生語・関連語
-
imitation
名詞
模倣、物まね;模造品(「本物を再現したもの」のニュアンス) -
imitative
形容詞
模倣の、まねる傾向がある -
imitator
名詞
模倣者、物まねをする人 -
inimitable
形容詞
(in-=否定)まねのできない、他に類を見ない
7コロケーション
- imitate a style(文体・様式を模倣する)
- imitate the behavior of 〜(〜の行動をまねる)
- imitate nature(自然を模倣する)
8確認テスト
The young architect’s early buildings clearly imitated the style of Frank Lloyd Wright, though she later developed her own distinctive voice.
① フランク・ロイド・ライトのスタイルを批判していた
② フランク・ロイド・ライトのスタイルを意識的に手本にしていた
③ フランク・ロイド・ライトのスタイルとは無関係だった
④ フランク・ロイド・ライトのスタイルを偶然に発見した
② が正解。imitate のコアイメージは「手本を意識して特徴を再現する」こと。この文では若い建築家が学習・修行の段階で偉大な先人の様式を意図的に「模倣していた」という意味。後半の「やがて独自のスタイルを確立した」との対比からも、技術的・知的な模倣という文脈が読み取れる。①③④はコアイメージとまったく合致しない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。