lose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
loseのコアイメージは「それまで自分の手元・支配下にあったものが、そこから離れてしまう」こと。物が「なくなる」のも、試合に「負ける」(勝利が手元から離れる)のも、道に「迷う」(正しい道が手元から離れる)のも、体重が「減る」(体重が自分から離れる)のも、すべてこの一つの感覚から生まれています。日本語では文脈ごとに「失う・負ける・迷う・落とす・減る」と訳し分けますが、英語話者の頭にあるのは常に「持っていたものが自分から離れていく」という一つのイメージです。この感覚をつかむと、どんな文脈でも自然に意味を引き出せるようになります。
2意味一覧
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動詞
(物・人・機会などを)失う、なくす
持っていたものが手元から離れていく、最も基本的な用法。物だけでなく「仕事を失う」「自信をなくす」など抽象的なものにも使える。 -
動詞
(試合・競争などに)負ける
「勝利」「優位」が自分の手元から離れてしまった状態を表す。勝利を「取り逃がした」とイメージすると自然。 -
動詞
(道・方向が)わからなくなる、迷う
「正しい道筋・方向感覚」が手元から離れてしまった状態。get lostの形でよく使われる。 -
動詞
(体重・熱・速度などが)減る、落ちる
体重や速度が「自分から離れていく=減っていく」イメージ。lose weightは「体重を落とす」で自然に訳せる。 -
動詞
(時計が)遅れる
時計が本来あるべき時刻を「取り逃がしている・置いてきぼりにしている」状態。My watch loses three minutes a day.「私の時計は一日3分遅れる」のように使う。見落とされがちな重要用法。 -
動詞
(人の言っていることが)理解できなくなる
会話や議論の「流れ・意味」が手元から離れてしまった状態。You’ve lost me.「おっしゃっていることがわかりません」のように使う口語的用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「lose」と「miss」を混同しやすい。loseは「いったん持っていたものが手元から離れた」ニュアンスが強く、missは「手に届かなかった・タイミングを逃した」ニュアンス。例えば「財布をなくした」はI lost my wallet(元々持っていた)で、「バスに乗り遅れた」はI missed the bus(タイミングを逃した)。
lose weightは「体重を落とす」という意図的な行為にも使えるが、日本語の「体重を失う」とは言わないように、loseを常に「失う」と機械的に訳すと不自然になる。コアイメージから文脈に合った日本語を導き出す習慣をつけよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| miss | タイミングや機会を「逃す・乗り遅れる」ニュアンス。loseが「持っていたものが離れた」のに対し、missは「そもそも届かなかった・気づかなかった」感覚。 |
| forfeit | 規則違反や不参加などの理由で権利・資格を「没収・剥奪される」こと。loseより強制的・公式なニュアンスがある。 |
| fail | 試験・目標などに「失敗する」こと。loseが競争相手との比較で使われるのに対し、failは基準・目標に対して達成できなかったときに使う。 |
対義語: find、gain、win
6派生語・関連語
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loss
名詞
損失、喪失、敗北
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lost
形容詞・過去分詞
失われた、迷った、途方に暮れた
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loser
名詞
敗者、(俗)だめな人 -
losing
形容詞
負けている、不利な(a losing battle:負け戦)
7コロケーション
- lose one’s way(道に迷う、方向性を見失う)
- lose track of(〜の動向・時間を見失う)
- lose sight of(〜を見失う、〜を忘れる)
8確認テスト
“I was so absorbed in the novel that I completely lost track of time.”
① 私は小説に夢中になりすぎて、時間の管理が全くできなくなった。
② 私は小説に夢中になりすぎて、時間が経つのをすっかり忘れてしまった。
③ 私は小説に夢中になりすぎて、時計を完全になくしてしまった。
④ 私は小説に夢中になりすぎて、時間を無駄にしてしまった。
②
lose track of timeは「時間の流れ・経過」が手元から離れてしまった状態を表すイディオム。「時計をなくした」(③)や「時間を無駄にした」(④)とは異なり、「時間がどれくらい経ったかわからなくなった=時間が経つのを忘れた」という意味。①は「管理できなくなった」とやや硬い表現で、日常的なニュアンスとしては②が最も自然。
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