obesity
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
obesityはラテン語の「obesus(食べすぎて太った)」に由来する医学・学術用語です。単なる「太っている」という外見的な描写ではなく、BMI(体格指数)などの基準によって定義される「健康上のリスクを伴う過剰な脂肪の蓄積状態」というコアイメージを持ちます。日常会話の「fat(太っている)」や「overweight(太り気味)」とは異なり、obesityは医療・政策・社会問題の文脈で使われる客観的・専門的な概念です。個人の外見をコメントする場面ではなく、公衆衛生や疾病リスクを論じるフォーマルな文脈が典型的な使用場面です。
2意味一覧
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名詞
肥満(医学的に問題となる過剰な脂肪蓄積状態)
医学的基準(BMI 30以上など)を超えた脂肪の蓄積状態というコアから、単なる「太り気味」ではなく「疾患・健康リスクとしての肥満」を指す。 -
名詞(比喩・転用)
(比喩的に)過剰な膨張・肥大化
「正常な範囲を大幅に超えた過剰な蓄積・膨張」というコアイメージが、組織や官僚制の「肥大化」などを表す比喩的用法にも拡張される(例:obesity of bureaucracy)。
3例文
4よくある間違い・注意点
「fat」や「overweight」と混同しないこと。fatは形容詞で外見的な描写、overweightは「標準体重を超えている」程度のニュアンスだが、obesityはより重篤な医学的状態を指す専門用語。相手に対して直接「You have obesity.」と言うのは非常に失礼で、医師が診断として使う表現に近い。
発音に注意。アクセントは第2音節「bí」にあり、「オービーシティ」ではなく「オウビースィティ」と読む。スペルも「obsity」と書き間違えやすいので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| overweight | obesity(BMI 30以上の医学的肥満)より軽度の状態(BMI 25〜30)を指し、「太り気味」程度のニュアンス。obesityほど深刻な医学的含意はない。 |
| corpulence | やや古風・文語的な語で、体が大きく太っていることを描写するが、obesityのような医学的・数値的な定義はなく、文学的文脈で用いられることが多い。 |
| adiposity | 医学・生理学の専門用語で「脂肪組織の蓄積」を指す。obesityより限定的・技術的な語で、一般的な文章ではほとんど使われない。 |
対義語: thinness、underweight、emaciation
6派生語・関連語
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obese
形容詞
肥満の(医学的に過体重な状態にある)
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obesogenic
形容詞
肥満を促進する・肥満を引き起こしやすい(obesogenic environment:肥満を招きやすい環境)
7コロケーション
- childhood obesity(小児肥満)
- combat / tackle obesity(肥満に取り組む・対策する)
- obesity rate / epidemic(肥満率 / 肥満の蔓延)
8確認テスト
“The government launched a new campaign to tackle the growing obesity epidemic among teenagers.”
①ティーンエイジャーの間で広がる過食の習慣
②ティーンエイジャーの間で拡大する肥満の蔓延
③ティーンエイジャーの間での体重過多に関する誤解
④ティーンエイジャーの間での運動不足の問題
正解:②
「obesity epidemic」は「肥満の蔓延(流行)」という医学・公衆衛生の定番表現。obesityは医学的に定義された深刻な状態であり、単なる「過食の習慣」(①)や「誤解」(③)、「運動不足」(④)とは意味が異なる。epidemicとの組み合わせで、個人の問題ではなく社会規模の公衆衛生上の危機として捉えられていることがわかる。
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