sensation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
sensationのコアイメージは「内側から湧き上がる、あるいは外から強く押し寄せる感覚・感じ」です。ラテン語のsentire(感じる)が語源で、senseと同根。ただしsenseが「理性的・知覚的な感覚能力」を指すのに対し、sensationは「実際に感じられるリアルな体験そのもの」にフォーカスします。身体的な感覚(のどの灼熱感など)から、精神的な興奮・ときめきまで、「強烈に感じさせる体験」という核が一貫しています。そこから転じて、人々に強烈な感情を引き起こす「大事件・大評判」という意味も生まれました。要は『強く・リアルに感じさせる何か』が本質です。
2意味一覧
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名
(身体・精神的な)感覚、感じ
体や心が「強くリアルに感じる体験」そのもの。痛みや熱さ、ふわふわした感じなど、具体的な感覚体験を指す。 -
名
大騒ぎ、大評判、センセーション
多くの人々の心に「強烈な感じ・興奮」を引き起こす出来事や人物のこと。コアイメージが社会規模に広がった用法。 -
名
(漠然とした)気持ち、予感
「何かを感じる」コアイメージが、明確に言語化しにくいぼんやりした感覚・直感にも使われる。「…な感じがする」という場面で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
senseと混同しやすいが、senseは「感覚能力・理解力」(a sense of humor / common sense)を指し、sensationは「実際に体験される感覚そのもの・興奮」を指す。「感覚器官」の意味ではsensationは使えない。
『大評判』の意味でcause a sensation(大騒ぎを引き起こす)という形が頻出。名詞のまま使い、sensationalは形容詞として別語扱いすること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| feeling | 感覚全般を広くカバーする日常語。sensationほど「強烈さ・リアルさ」のニュアンスはなく、感情的なfeelingとも重なる。 |
| perception | 外界からの情報を脳が認識・解釈する過程に重点。sensationより知的・分析的なニュアンスが強い。 |
| excitement | sensationの「大評判・大騒ぎ」の意味に近いが、excitementは興奮状態そのものを指し、sensationは興奮を引き起こす出来事・人物も指せる。 |
対義語: numbness(麻痺、無感覚)、indifference(無関心)
6派生語・関連語
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sensational
形
センセーショナルな、世間を驚かせる;(口語)素晴らしい -
sensationalism
名
センセーショナリズム(感覚的刺激を過度に強調すること) -
sensationalize
動
センセーショナルに報道・表現する -
sense
名/動
感覚(能力);感じ取る
7コロケーション
- cause[create] a sensation(大騒ぎを引き起こす)
- a burning[tingling/strange] sensation(焼けるような[ちりちりする/奇妙な]感覚)
- have a sensation of …(…という感じがする)
8確認テスト
“The film caused a sensation at the festival, winning every major award.”
①その映画は映画祭で感覚的な作品として認められ、主要賞を総なめにした。
②その映画は映画祭で大きな反響を巻き起こし、主要賞を総なめにした。
③その映画は映画祭で奇妙な感じを与え、主要賞を総なめにした。
④その映画は映画祭で大きな不満を呼び起こし、主要賞を総なめにした。
②
【解説】cause a sensationは「大騒ぎ・大反響を引き起こす」という頻出コロケーション。sensationのコアイメージ「多くの人の心に強烈な感じを与える体験」が社会規模に広がった用法。文脈(主要賞総なめ)からもポジティブな反響を指していることがわかる。①の「感覚的」は日本語として不自然で意味がずれており、③④はコアイメージと合わない。
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