occurrence
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
occurrenceのコアイメージは「何かが現実の世界に現れ出た(occur)という事実そのもの」。動詞occurは「頭に浮かぶ」「出来事が生じる」という意味を持ち、「それまで存在しなかったものが表面に現れる」という感覚が根底にある。名詞のoccurrenceはその「現れ出た結果」または「現れ出るという行為・プロセス」を指す。つまり、具体的な出来事(event)だけでなく、「それが起きた/起きているという事実」そのものに焦点が当たる。だから「発生」「出現」「(ある事態の)存在」など、文脈によって訳し方は変わる。
2意味一覧
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名詞
出来事・事件
「現れ出た事実」が具体的なできごととして認識されるとき、「出来事」「事件」と訳す。eventよりも「それが起きた」という行為性が残っている。 -
名詞
発生・出現
「現れ出るというプロセス・事実」に焦点が当たるとき、抽象名詞として「発生」「出現」と訳す。「日食の発生」のように自然現象や事態が起きることを指す用法。 -
名詞
(ある事象の)頻度・存在
「どれだけ現れ出るか」という観点では「頻度」「見られること」に転じる。common occurrenceは「よくあること(よく起きること)」という意味で頻繁に使われる重要表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
「occurrence=事件」と機械的に覚えると、’a common occurrence’(よくあること)や’the occurrence of errors’(エラーの発生)のような抽象的・頻度的な用法で意味が取れなくなる。occurrenceは「起きたという事実・行為」を表すので、文脈に応じて「発生」「出現」「よくあること」など柔軟に訳す必要がある。
eventとの混同に注意。eventは「計画・予定されたできごと(行事・イベント)」のニュアンスが強いが、occurrenceは「計画外・偶発的に起きたこと」のニュアンスを持つことが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| event | 計画されたまたは重要な「出来事・行事」を指すことが多く、occurrenceよりも「人の関与」が感じられる。偶発的なことには使いにくい。 |
| incident | やや否定的・問題的なニュアンスの「出来事・事件」。警察や報告書など公的な文脈で多用。occurrenceより具体的で限定的。 |
| phenomenon | 自然・社会上の「現象」。観察・研究の対象として取り上げる文脈で使われ、occurrenceより学術的・客観的。 |
| instance | 「(ある種の事柄の)一例・事例」。抽象的な事柄の具体例を指すときに使い、「起きた事実」より「事例としての分類」に焦点がある。 |
対義語: non-occurrence、absence
6派生語・関連語
-
occur
動詞
起こる、生じる;(考えが)心に浮かぶ
-
recurrence
名詞
再発・繰り返し(re-=再び) -
reoccur
動詞
再び起こる・再発する
7コロケーション
- a common occurrence(よくあること)
- the occurrence of ~(〜の発生・出現)
- a rare occurrence(まれな出来事)
8確認テスト
Mistakes in translation are a frequent occurrence even among professionals.
① よくある出来事
② 重大な事件
③ 計画された行事
④ 珍しい現象
① よくある出来事。’a frequent occurrence’は「頻繁に起きること=よくあること」という意味。occurrenceは「起きたという事実・頻度」を表せる語であり、②のように否定的・重大な事件とは限らない。③はeventのニュアンス、④はrare occurrenceの逆で文脈に合わない。
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