poll
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
pollの語源は「頭(head)」を意味する中世オランダ語・低ドイツ語のpolleにさかのぼる。かつて選挙では文字通り「一人ひとりの頭を数えて」票を集めた。ここから「人々の意見・票を一件ずつ集計する」というコアイメージが生まれた。世論調査(名詞)も「多数の人の意見を頭数で集める行為」、動詞「票・意見を集める」も同じ発想。さらに「得票数」「投票所(the polls)」「調査対象者に質問する」など、派生的な意味もすべて「個々の人から答えを取りにいき数える」というイメージに収束する。
2意味一覧
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名
世論調査;調査結果
人々の頭数(意見)を一件ずつ集めて集計するプロセスそのもの、またはその結果を指す。 -
名
投票;得票数
選挙において「一人ひとりの頭を数える」行為が投票の意味に直結した。 -
名(複数形: the polls)
投票所;選挙
「票を集める場所」というイメージから、投票所や選挙全体を指す慣用的な複数形として定着した。 -
動
(人に)意見を聞く;世論調査をする
「各人の頭から意見を集めにいく」動的なイメージ。調査員が対象者を訪ねて質問する場面を想像するとわかりやすい。 -
動
(票を)獲得する
「頭数として数えられる票を受け取る」という発想から、選挙候補者が票を獲得することを表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
the pollsとvoteの混同に注意。vote(動)は「票を投じる行為」そのものを指すが、pollは「意見・票を集計する仕組みや場」を指す。go to the polls(投票所へ行く)はイディオムとして丸ごと覚えること。
動詞用法を知らない受験生が多い。’The company polled 1,000 customers.’は「その会社は1,000人の顧客にアンケートを取った」という意味。名詞だけで覚えていると読めない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| survey | 書面やデータ収集に重きを置いた「調査・アンケート」全般を指し、pollより広い。pollは特に意見・支持率を数値化する目的で人に質問する調査に限定されやすい。 |
| ballot | 秘密投票・記名用紙など「投票の手段・用紙」を強調する。pollが集計や過程全体を指すのに対し、ballotは投票行為の物理的・制度的な側面に焦点を当てる。 |
| vote | 個人が意思を表明する「投票する・票」という行為・単位に着目。pollは多数の票・意見を集める集合的プロセスを指す点で異なる。 |
対義語: abstention(棄権)
6派生語・関連語
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polling
名・形
投票(行為);世論調査中の(例:polling station 投票所) -
pollster
名
世論調査員;選挙予測の専門家 -
exit poll
名(複合語)
出口調査(投票所の出口で行う選挙直後の調査)
7コロケーション
- conduct a poll(世論調査を実施する)
- go to the polls(投票に行く)
- opinion poll(世論調査)
8確認テスト
“The research firm polled 500 residents about the new construction plan.”
① 500人の住民を投票させた
② 500人の住民にアンケートを取った
③ 500人の住民を選挙で選んだ
④ 500人の住民の意見を却下した
② 500人の住民にアンケートを取った
解説:pollの動詞用法「(人に)意見を聞く・調査する」が問われている。「頭数(意見)を一件ずつ集めにいく」というコアイメージを持てば、500人を対象に質問・調査したという意味が自然に導ける。①は vote との混同、③④はまったく別の意味を作り出している誤答。
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