population
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
populationの語源はラテン語の「populus(人々・民衆)」。コアイメージは「ある地域・空間に存在するすべての個体の集まり」。人間に限らず、動植物の「個体群」や統計学の「母集団」にも使われる。「数として数えられる集団の総体」というニュアンスが根底にあり、単に人々が集まっているというだけでなく、その集団を量的・統計的にとらえる視点が含まれている。だから「人口」(数として)「住民」(集団として)「個体群」(生態学的集団として)「母集団」(統計的集団として)という多様な文脈に対応できる。
2意味一覧
-
名
人口、住民数
ある地域に住む全人間を「量的にとらえた集団の総体」がそのまま「人口・住民数」という数値的概念につながる。 -
名
住民、人々(集団として)
数だけでなく「その地域に生きる人々の集まり」そのものを指す。’the local population(地元住民)’のように集団としての人々を表す。 -
名
(動植物の)個体群、生息数
コアイメージの「集団の総体」は人間に限らず、生態学では野生動物や植物の個体群・生息数を表すのに使われる。 -
名
(統計学の)母集団
「調査対象となる全個体の集まり」として、統計学では標本(sample)に対する母集団を意味する。受験でも学術的文脈で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
populationは通常「人口が多い」という意味でlarge/small(またはbig/little)を使い、’many population’や’a large number of population’とは言わない。正しくは’a large population’。
peopleと混同しやすいが、peopleは個々の人々を指すのに対し、populationは「集団を統計・量的に把握したもの」。’many people(多くの人々)’とは言えても’many population’とは言えない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| inhabitants | 特定の場所に「実際に住んでいる人々」に焦点を当てた語。populationが数・統計的集団を強調するのに対し、inhabitantsは「居住者個々」のニュアンスが強い。 |
| residents | 法的・行政的に「居住登録している人々」というニュアンス。populationより狭い範囲で使われることが多い。 |
| people | 最も一般的な「人々」を表す語で、集団を量的・統計的にとらえる視点はない。populationほど公式・学術的ではない。 |
対義語: individual(個人)、sample(標本)
6派生語・関連語
-
populate
動
(場所に)住む、人口を形成する、(場所を)占める
-
populated
形
人が住んでいる(densely populated:人口密度が高い) -
populous
形
人口の多い(a populous city:人口の多い都市)
-
depopulation
名
人口減少、過疎化
7コロケーション
- a growing / declining population(増加する/減少する人口)
- densely / sparsely populated(人口密度が高い/低い)
- population growth / decline(人口増加/減少)
8確認テスト
“Researchers studied a small population of wild wolves in the northern region.”
① 北部地域の野生オオカミの少ない住民
② 北部地域の野生オオカミの小さな個体群
③ 北部地域の野生オオカミの少ない人口
④ 北部地域の野生オオカミの小さな集落
② 北部地域の野生オオカミの小さな個体群。populationのコアイメージは「ある空間に存在する集団の総体」であり、対象は人間に限らない。動物を対象にした場合は「個体群・個体数」と訳すのが自然。①③は人間を対象にした訳、④は場所を指す語であり不適切。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。