role
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
roleのコアイメージは「ある場において、その人(もの)に期待されている立場・機能・振る舞い」である。もともとフランス語で「巻物」を意味する言葉から来ており、俳優が台本の巻物を読んで演じる「役」が語源。そこから転じて、舞台上の「役」だけでなく、社会・組織・状況の中でその人やものが「果たすべき機能や位置づけ」全般を指すようになった。「親としてのrole」「政府のrole」のように、演技に限らず現実世界でも「その立場に求められること・機能すること」というニュアンスで広く使われるのが特徴である。
2意味一覧
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名詞
(演劇・映画などの)役、役柄
語源である「台本の巻物を読んで演じる」に最も近い用法。舞台の上でその人に期待された「立場・振る舞い」そのもの。 -
名詞
(社会・組織などにおける)役割、任務、機能
「舞台」が現実社会に広がったイメージ。組織・関係性の中でその人やものに期待される「機能・位置づけ」を指す。 -
名詞
(ものが果たす)役目、働き
人だけでなく、制度・技術・栄養素など「もの」が状況の中で担う機能にも使われる。「この酵素がどんな役目を果たすか」のように、期待される機能というコアイメージがそのまま適用される。
3例文
4よくある間違い・注意点
「play a role」は「役を演じる」だから演技・芝居の話だと思い込みがち。実際には「役割を果たす」という意味で社会・科学・政治など幅広い文脈で頻出するため、文脈をよく確認すること。
roleとduty(義務)は混同しやすい。roleは「その立場に期待される機能・位置づけ」であり、義務感や強制力はニュートラル。dutyは「しなければならない義務」という強い責務のニュアンスがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| function | 「機能・働き」に注目した語。機械・システム・制度など、主に「もの」が担う役割に使いやすく、roleより感情・社会的期待のニュアンスが薄い。 |
| part | 「全体の中の一部」というイメージ。play a partで「一翼を担う」。roleより広義で使われるが、演劇の「配役」の意味でも同様に使われる。 |
| position | 「立場・地位・ポジション」に焦点を当てた語。roleが「期待される機能・振る舞い」を指すのに対し、positionは組織内の「場所・序列」を指す色合いが強い。 |
6派生語・関連語
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role model
名詞(句)
(行動・生き方の)手本となる人、ロールモデル -
role-play
名詞・動詞
ロールプレイ、役割演技(をする)
7コロケーション
- play a role in 〜(〜において役割を果たす)
- key / crucial / important role(重要な役割)
- take on a role(役割を引き受ける)
8確認テスト
“The government must take on a more active role in addressing climate change.”
① 政府は気候変動への対処においてより積極的な役を演じなければならない。
② 政府は気候変動への対処においてより積極的な役割を担わなければならない。
③ 政府は気候変動への対処においてより積極的な義務を負わなければならない。
④ 政府は気候変動への対処においてより積極的な職業に就かなければならない。
② が正解。roleのコアイメージは「その立場に期待される機能・位置づけ」であり、ここでは「政府という立場に社会が期待する機能・振る舞い」を指す。①は演劇的ニュアンスが強く不自然。③のduty(義務)とは異なり、roleには強制的な義務感はない。④は完全に意味がずれている。
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