share
【名】分け前、株、負担、出資
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
shareのコアイメージは「もともと一つのものを複数人・複数者で持ち合う」こと。物を物理的に分け合う場面はもちろん、情報・経験・感情といった抽象的なものを「共に持つ」場面にも使われる。名詞では「自分に割り当てられた分」=「分け前・持ち分」となり、株式(会社の所有権を細かく分割したもの)もこの発想から来ている。大切なのは「一方が渡す」だけでなく「双方が共に持つ状態になる」というニュアンス。SNSでの「シェア」も、自分の情報を他者と一緒に持ち合う行為として自然につながる。
2意味一覧
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動詞
共有する・分け合う
一つのものを複数人が共に持つ状態にするイメージ。物でも情報でも感情でも使える。 -
動詞
分配する・割り当てる
全体を分割して各自の「持ち分」にする行為。コアイメージの「分けて持ち合う」が表れている。 -
動詞
(意見・情報などを)話す・打ち明ける
自分の中にある考えや経験を相手と「一緒に持つ」状態にするため、「話す・共有する」という意味になる。tellよりも双方向で温かみのあるニュアンス。 -
名詞
分け前・持ち分・負担
全体を分割したときの「自分に割り当てられた部分」。義務や責任の「負担分」にも使われる。 -
名詞
株・株式
会社の所有権を細かく「分割して持ち合う」ことから生まれた意味。出資者がそれぞれ持ち分を持つイメージ。 -
名詞
シェア・市場占有率
市場全体のうち「自社が持ち合う部分」を指す。market shareの形で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「share = 分ける(与える)」と一方的に覚えると誤解が生じる。shareは「共に持ち合う状態」なので、give(渡す)やdistribute(配布する)とは異なり、話し手も含めて共に持つニュアンスがある。例:share food(一緒に食べる)≠ give food(あげる)
share an opinion / share a view などの表現で「意見を述べる」という意味があることを見落としがち。会議やプレゼンの文脈で「Please share your thoughts.(ご意見をお聞かせください)」のように頻繁に使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| divide | 「切り分ける・分割する」という行為そのものに焦点。分けた後に各自が別々に持つイメージが強く、shareのように「共に持ち合う」感覚は薄い。 |
| distribute | 「配布する・配分する」という一方向的な行為。渡す側と受け取る側が明確に分かれており、shareの双方向・共有のニュアンスはない。 |
| split | 「真っ二つに割る」イメージで、費用や利益を均等に分ける場面に多用。共に持ち合うよりも「きっぱり分ける」感覚が強い。 |
対義語: monopolize(独占する)、keep to oneself(独り占めにする)
6派生語・関連語
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shareholder
名詞
株主(株=持ち分を持つ人) -
sharing
名詞・形容詞
共有(すること)・思いやりのある(sharing economy:シェアリングエコノミー) -
shared
形容詞
共有された・共通の(shared values:共通の価値観)
7コロケーション
- share one’s opinion / thoughts(意見・考えを述べる・共有する)
- market share(市場占有率・マーケットシェア)
- share a room / house(部屋・家をシェアする)
8確認テスト
“At the end of the meeting, the CEO asked each team to share their progress.”
① 分配する
② 報告する・共有する
③ 株を売る
④ 負担を引き受ける
② 報告する・共有する。shareには「自分の内側にある情報を相手と一緒に持ち合う」イメージがあるため、会議で進捗を「報告する・共有する」が最も自然。「分配する(①)」は物を配るイメージ、「株(③)」「負担(④)」は文脈に合わない。
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