providing
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
provideの本義は「前もって(pro-)用意する・備える(vide)」こと。providingはそのprovideの現在分詞が接続詞化したもので、「〜という条件を前もって与えた上で」というニュアンスを持つ。つまり「ある前提条件をあらかじめ設定して、その条件が満たされるならば」という感覚だ。単なる「もし」よりも、「その条件が整っていることを前提として話を進める」という積極的・確認的なトーンが強い。条件が整えば話は進む、という期待感や確認のニュアンスが根底にある。
2意味一覧
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接続詞
もし〜ならば、〜という条件で(provided thatとほぼ同義)
「〜という条件を前もって設定した上で」というprovideの本義が接続詞として機能し、「その条件が満たされることを前提に」という含意を持つ。ifよりも条件の重要性・確認感が強い。 -
接続詞
〜である限り(継続的な条件を示す用法)
「その条件が常に提供・維持されている間は」というニュアンスで、一時的な仮定ではなく継続的な前提条件を示す場合に使われる。as long asに近い用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
providingとifの違いを意識しないまま使い分けてしまうミス。ifは単純な仮定だが、providingは「その条件が前提として成立していること」を確認・強調するニュアンスがある。たとえば「ちょっとでも可能性がある仮定」にはifが自然で、「この条件が守られるならば(守ってほしい)」という場面ではprovidingの方がより適切。
providing thatとprovidedの違いを混同しやすい。providingもprovided (that)もほぼ同義だが、providedの方が書き言葉・フォーマルな文脈でよく使われ、providingはやや口語的。試験では両方を「〜という条件で」と読めれば問題ない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| if | 最も基本的な「もし」で、単純な仮定を表す。providingほど条件の重要性・確認感は強くない。 |
| provided (that) | providingとほぼ同義だが、よりフォーマル・書き言葉的。法律文書や契約書によく登場する。 |
| as long as | 「〜である限り」という継続的条件に特化しており、providingの継続用法と重なるが、as long asの方が期間・継続性を強調する度合いが高い。 |
| on condition that | 「〜という条件のもとで」と最も条件の拘束力を強調した表現。providingよりも法的・公式な場面向き。 |
対義語: unless、without
6派生語・関連語
7コロケーション
- providing that S+V(〜という条件で)
- providing there is/are 〜(〜がある限り)
- providing no objection(異議がなければ)
8確認テスト
“You may leave early, providing all your work is finished.”
① 仕事が全部終わったのに、早退してもいい。
② 仕事が全部終わっているという条件で、早退してよい。
③ 仕事が全部終わるまで、早退してはいけない。
④ もし仕事があっても、早退してよい。
② 「providing〜」は「〜という条件が満たされている前提で」というニュアンスを持つ接続詞。「仕事が全て終わっている」ことが許可の条件として提示されており、②が最も自然。①は逆接、③はunlessの意味、④は条件を無視した訳でいずれも不正解。
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