prominence
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
prominenceの根底にあるイメージは「周囲の背景から突き出て、目に入らずにはいられない状態」です。語源はラテン語のprominere(前に突き出る)で、pro-(前へ)とminere(突き出る)から成ります。地形的に「突き出た岩や丘」という物理的な意味から、人や物事が「周囲より際立って目立つ」という抽象的な意味まで幅広く使われます。単に有名であるというより、「背景となる集団や状況と比較したときの際立ち・突出」というニュアンスが核心です。そのため「名声」「卓越」「重要性」など文脈に応じてさまざまな日本語があてられますが、いずれも「周りから頭一つ抜け出ている」感覚が共通しています。
2意味一覧
-
名詞
目立つこと、卓越、顕著さ
周囲の背景から突き出ているという状態そのものを指す。人物・出来事・話題などが他と比べて際立っている状態。 -
名詞
名声、名声を得ること、著名
人が社会や業界という「背景」から飛び出して認知されている状態。「prominence を achieve する(名声を得る)」の形で頻出。 -
名詞
突き出た部分、隆起(地形・物理的な意味)
コアイメージそのままで、岩・地形・骨格などが物理的に周囲より突き出た部分のこと。学術文脈や地理・解剖で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「prominence」を単に「fame(名声・有名さ)」と同一視しがち。fameは「多くの人に知られていること」が焦点だが、prominenceは「比較対象となる集団の中での際立ち・突出」が焦点。知名度が低くても、ある分野や文脈の中で際立っていればprominenceは使える。
「come to prominence」「rise to prominence」「achieve prominence」など動詞との組み合わせが決まっており、「get prominence」は不自然なことが多いので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fame | 「広く世間に知られていること」が主眼。prominenceは比較の中での際立ちだが、fameは知名度の広がりを重視する。 |
| eminence | 高い地位・品格からくる卓越さを指し、prominenceより格式が高く、長年の実績に基づく敬意のニュアンスが強い。 |
| distinction | 他と明確に「区別される」優秀さや特別さを指す。prominenceが「突き出ること」なら、distinctionは「際立った差異・特徴」がある感じ。 |
対義語: obscurity、anonymity
6派生語・関連語
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prominent
形容詞
目立つ、顕著な、著名な
-
prominently
副詞
目立って、際立って -
prominen
——
(語源:ラテン語 prominere = 前へ突き出る)
7コロケーション
- rise to prominence(名声を得る・頭角を現す)
- achieve prominence(著名になる・卓越した地位を得る)
- give prominence to ~(〜を目立たせる・重視する)
8確認テスト
The issue of mental health has come to greater prominence in workplaces around the world.
① メンタルヘルスの問題は、世界中の職場でより深刻な問題になってきた。
② メンタルヘルスの問題は、世界中の職場でより目立って重視されるようになってきた。
③ メンタルヘルスの問題は、世界中の職場でより複雑になってきた。
④ メンタルヘルスの問題は、世界中の職場でより解決しにくくなってきた。
②。「come to prominence」は「(背景から突き出て)注目・重視されるようになる」というコアイメージそのまま。①は「深刻化」という別の意味を混入しており、③④はprominenceの意味から外れている。「際立って目立つようになった」という突出のイメージを正確に捉えた②が最も自然。
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