religious
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
religiousのコアイメージは「宗教・信仰というものに真剣に・深く関わっている状態」です。ラテン語のreligio(神への義務・誠実な配慮)が語源で、単に「宗教に関係する」という外側の分類を示すだけでなく、「信仰に対して本気で向き合っている」という内側の姿勢も表します。そのため「宗教の(形容詞的)」という客観的な意味と、「信心深い」という主観的・人物的な意味の両方を自然に持ちます。さらにこの「何かに真剣に・几帳面に取り組む」という感覚が宗教外の文脈にも広がり、「(宗教とは関係なく)几帳面に・律儀に」という比喩的な意味も生まれています。
2意味一覧
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形容詞
宗教の、信仰に関わる
「聖なるものへの関わり」というコアから、宗教という制度や概念そのものを形容する客観的な使い方。religious freedom(信教の自由)のように外側から分類するニュアンス。 -
形容詞
信心深い、敬虔な
コアの「真剣に関わっている」という姿勢が、人物に対して使われると「信仰に深く向き合っている人」=信心深い・敬虔なという訳になる。 -
形容詞
几帳面な、律儀な(比喩的用法)
「宗教的なほど真剣・几帳面に」という比喩が定着したもの。He follows the rules with religious devotion(彼は律儀にルールを守る)のように使われる、見落とされがちな重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「I am not religious.」を「私は無神論者だ」と訳すのは誤り。これは「私は(特定の)信仰を持っていない/信心深くない」という意味であり、神の存在を否定するatheist(無神論者)とは異なる。
spiritual(霊的・精神的)との混同に注意。spiritualは特定の宗教組織に属さない内面的・個人的な霊性を指し、religiousが「宗教という制度・実践への関わり」を含意するのと対照的に使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| devout | 「熱烈に信仰に捧げている」という感情的な熱さが強い。religiousより信仰の深さ・情熱が際立つ。 |
| pious | 外面的な宗教行為(礼拝・祈りなど)を誠実に守る姿を指す。ときに「形式的すぎる」という皮肉なニュアンスを持つこともある。 |
| sacred | 「聖なる・神聖な」という意味で、人物ではなく場所・物・概念に使う。religiousが「関わる人・物事全般」を形容するのに対し、sacredは「神聖視されている対象」そのものを指す。 |
対義語: secular(世俗の)、irreligious(不信心な)、atheistic(無神論的な)
6派生語・関連語
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religion
名詞
宗教、信仰
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religiously
副詞
宗教的に;几帳面に、律儀に -
religiosity
名詞
信仰心の強さ(過度に形式的な信心深さを皮肉るニュアンスで使われることもある)
7コロケーション
- religious freedom / religious liberty(信教の自由)
- deeply religious(非常に信心深い)
- religious beliefs(宗教的信念・信仰)
8確認テスト
“She practices yoga religiously every morning before sunrise.”
① 彼女は毎朝日の出前に宗教的な理由でヨガをしている。
② 彼女は毎朝日の出前に欠かさず律儀にヨガをしている。
③ 彼女は毎朝日の出前に信心深くヨガをしている。
④ 彼女は毎朝日の出前にヨガを礼拝のように行っている。
②が正解。religiouslyは副詞の比喩的用法で「宗教のように几帳面に・欠かさず」という意味。ここではヨガと宗教は無関係であり、「絶対に欠かさず・律儀に続けている」様子を表している。①は宗教的な動機という誤読、③④は宗教との結びつきを残しすぎた訳で不自然。
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