voluntary
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
voluntaryのコアイメージは「外から強制されることなく、自分の内なる意志によって行われる」こと。語源はラテン語の voluntas(意志)で、volunteerと同じ根を持つ。「誰かに命じられたから」でも「規則があるから」でもなく、「自分がそうしたいから」という自発性が核心にある。そのため、義務や強制の対概念として使われることが多く、「任意の・自主的な・無報酬の」など文脈に応じた日本語訳が生まれる。「自分の意志から自由に選んだ行為」というイメージを持つと、どの文脈でも訳を導きやすくなる。
2意味一覧
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形容詞
自発的な、自らの意志による
外からの強制ではなく内側の意志から行われる、というコアイメージそのまま。誰にも命じられていないのに行動するさまを表す。 -
形容詞
任意の、強制でない
「しなくてもよい、でも自由に選べる」という意味で、義務・強制の反対側にある選択の自由を強調する場面での訳。 -
形容詞
無給の、無報酬の(ボランティアの)
報酬を求めず自分の意志だけで働く、というニュアンス。voluntary work(ボランティア活動)のように、見返りを期待しない行為に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
voluntaryは「自発的」という意味だが、日本語の「ボランティア」と直接イコールではない。voluntary work はボランティア活動だが、voluntary confession(自発的な自白)のように「無給」の意味がまったくない場面でも使われる。コアイメージ「自分の意志による」に立ち返ることが大切。
involuntary(意志によらない・無意識の)との対比を意識しよう。involuntary muscle(不随意筋)のように、「意図や意志が介在しない」行為・動作にはinvoluntaryが使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| spontaneous | 計画や意図なしに自然に湧き出るイメージ。voluntaryが「意識的な意志の選択」であるのに対し、spontaneousは「衝動的・自然発生的」なニュアンスが強い。 |
| optional | 「してもしなくてもよい選択肢がある」という意味で、任意性を強調する点は似るが、optionalは意志の能動性よりも「選べる状況」の提供に焦点がある。 |
| willing | 「進んで〜する気持ちがある」という意志の前向きな姿勢を表す形容詞。voluntaryより個人の感情・態度に寄ったニュアンス。 |
対義語: compulsory、involuntary、mandatory、obligatory
6派生語・関連語
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volunteer
名詞・動詞
ボランティア(名);自発的に申し出る・志願する(動)
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voluntarily
副詞
自発的に、進んで、任意に -
involuntary
形容詞
意志によらない、無意識の、不随意の
7コロケーション
- voluntary work(ボランティア活動・無給の仕事)
- voluntary organization(ボランティア団体・任意団体)
- on a voluntary basis(自発的に・任意で)
8確認テスト
The government encouraged voluntary retirement among older employees to reduce costs.
① 強制的な退職
② 自発的な早期退職
③ 定年による退職
④ 無給の退職
②「自発的な早期退職」が正解。voluntaryのコアイメージは「外からの強制ではなく自分の意志による」こと。会社が命じて辞めさせるのではなく、本人が自らの意志で選ぶ退職を指す。voluntary retirementは「希望退職・早期退職(自主的応募)」という文脈で頻出のコロケーション。①は強制(compulsory)、③は制度上の定年(mandatory retirement)、④は意味として成立しない。
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