remain
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
remainのコアイメージは「ある状態や場所に変化なくとどまり続けること」。語源はラテン語のremanere(re-「後ろに」+manere「とどまる」)で、「動きや変化の流れに逆らって、その場に残る」というニュアンスが根底にある。「残る」という空間的な意味だけでなく、「〜のままでいる」という状態の継続にも使われる点が重要。たとえば remain silent は「黙ったまま・変わらず黙っている」状態の維持を表す。「まだそこにある/まだそうである」という感覚を持つと、どの文脈でも自然な日本語訳を導き出せる。
2意味一覧
-
動詞
残る・残存する(場所・物として)
変化や消費の流れの中で「その場にあり続ける」コアイメージが直接表れた意味。 -
動詞
〜のままでいる・〜であり続ける(状態の継続)
状態が変化せずにとどまり続けることを表す。remain+形容詞/名詞の補語構文で頻出。 -
動詞
まだ〜すべきことがある(残された課題・必要性)
「やり終えずに残っている」コアイメージが転じて、It remains to be done.「まだなされるべきことが残っている」という表現に結実する。 -
動詞
存続する・生き残る(時を超えて)
時間の流れや破壊の波に抗って「そこにあり続ける」コアイメージが時間軸に応用された意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
remain は自動詞なので remain を〜する とは使えない。「〜のままでいる」という意味では remain+形容詞/名詞 の補語構文(例:remain calm, remain a mystery)を使う。keep や stay と同じ感覚で使えるが、remain はより書き言葉的・格式的なニュアンスがある。
It remains to be seen… を「見え続ける」と直訳しないよう注意。「まだ確認・判明されていないことが残っている」という構造で、「今後明らかになる」「まだわからない」と訳すのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| stay | 口語的で「その場にとどまる」という物理的な移動の停止を強調。remain より軽い表現。 |
| keep | 状態の継続という点では近いが、keep+形容詞は「意識的に保つ・維持する」努力のニュアンスを含む。remain は自然な状態の持続。 |
| linger | 「立ち去り難くてとどまる」「名残を引きずる」という、やや感情的または不要に続くニュアンスがある。 |
| persist | 「困難や反対を押し切って続く・続ける」という強い継続のニュアンス。問題や困難が「しつこく残る」場面で使う。 |
対義語: leave、disappear、change、depart
6派生語・関連語
-
remains
名詞(複数形)
残骸・遺跡・遺体・残り物 -
remainder
名詞
残り・残余・残りの人々(グループ全体から引いた後に残る部分) -
remaining
形容詞
残りの・残っている(the remaining time:残り時間)
7コロケーション
- remain silent/calm/unchanged(〜のままでいる:状態の継続)
- remain to be seen(まだわからない・今後明らかになる)
- the remaining + 名詞(残りの〜:remaining time / remaining members)
8確認テスト
“The cause of the accident remains unknown despite the investigation.”
① 調査にもかかわらず、事故の原因は不明のままだ。
② 調査の結果、事故の原因が明らかになった。
③ 調査によって、事故の原因が残された。
④ 調査中も、事故の原因を知らないままにした。
①
【解説】remain+形容詞(unknown)の構文で「不明という状態のままとどまっている」→「不明のままだ」が最も自然。②は意味が逆。③は「残された」という物理的な訳で不自然。④は主語(原因)が意志を持つかのような不自然な訳。コアイメージ「変化せずそこにあり続ける」が状態に適用された典型例。
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