revenge
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
revengeの語源はラテン語の「re-(再び・返す)」+「vindicare(主張する・罰する)」にさかのぼる。コアイメージは「自分が受けた害・屈辱を、相手に対して等価以上に返すこと」。重要なのは、これが個人的な感情(怒り・屈辱感)を動機とする点だ。社会的・法的な制裁ではなく、あくまで私的・感情的な「仕返し」のニュアンスが強い。名詞だけでなく動詞としても使われ、「〜に復讐する」という意味になる。スポーツの文脈では「リベンジ(雪辱)」としても使われ、必ずしも暗い意味にならない場合もある。
2意味一覧
-
名詞
復讐、報復、仕返し
受けた傷や屈辱を「返す」という行為そのものを指す。個人的な感情が強く動機となっているのが特徴。 -
動詞
〜の仇を討つ、〜に復讐する
「返す」という動作を他動詞として表したもの。revenge oneselfまたはbe revenged on 〜の形で「〜に復讐する」の意味になる。 -
名詞(スポーツ・競技文脈)
雪辱、リベンジ
前回の敗北(=受けた傷)を「返す」というコアイメージが、競技での雪辱戦にも自然に転用される。日本語の「リベンジ」はこの用法が定着したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
revengeは「個人的・感情的な仕返し」のニュアンスが強く、国家や組織による公式な報復にはretaliationやreprisalを使う方が自然。また、動詞として使う際にrevenge him(彼に復讐する)とは言えず、revenge oneselfまたはbe revenged on himが正しい形なので注意。
日本語の「リベンジ」はスポーツ・競技での雪辱という軽いニュアンスで使われることが多いが、英語のrevengeは本来かなり強い感情(怒り・憎悪)を伴う語。文脈によっては重みのある言葉として扱うこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| retaliation | 国家・組織・法的な枠組みでの「対抗措置・報復」に使われることが多く、感情的ニュアンスはrevengeより薄い。 |
| vengeance | revengeと非常に近いが、より文語的・劇的なニュアンスがある。「神の怒り」「正義の鉄槌」のような大げさな文脈でも使われる。 |
| retribution | 「因果応報」「天罰」のニュアンスが強く、道徳的・宗教的な制裁を指すことが多い。個人的感情よりも正義・均衡のイメージ。 |
対義語: forgiveness、pardon
6派生語・関連語
-
revengeful
形容詞
復讐心の強い、恨みがましい -
revenger
名詞
復讐者
7コロケーション
- exact / take revenge on 〜(〜に復讐を果たす)
- seek revenge(復讐を求める・狙う)
- revenge attack(報復攻撃)
8確認テスト
“After losing the championship, the team vowed to get their revenge next season.”
① 彼らは来シーズンに犯罪を犯すと誓った
② 彼らは来シーズンに罰を受けると誓った
③ 彼らは来シーズンに雪辱を果たすと誓った
④ 彼らは来シーズンに和解すると誓った
③。スポーツ・競技の文脈でrevengeを使う場合、「受けた敗北(=傷)を返す」というコアイメージが「雪辱」という訳に落ち着く。「復讐」では日本語として重すぎてスポーツの文脈に合わず、他の選択肢はそもそもコアイメージと無関係。文脈によって適切な日本語訳を選ぶ力がポイント。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。