collective
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
collectiveの根底にあるのは「ばらばらの個(individuals)をひとつにまとめた全体」というイメージです。語源はラテン語のcolligere(col-=共に+legere=集める)。個々の要素が集まって一つの単位を形成しているという点がポイントです。「集合的な」「集団的な」という訳語はこのイメージの反映です。個人ではなく、集まった全員が一体となって持つ・行う・責任を負うというニュアンスを含むため、単なる「グループの」ではなく、「全員が連帯した」という強さが感じられます。名詞として「集団・共同体(コレクティブ)」の意味でも使われます。
2意味一覧
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形容詞
集合的な、集団的な、全員共通の
ばらばらの個人をひとまとめにした全体に属する・関わるという意味で「集団的な」となる。個人の行動ではなく全員が一体となって行うというニュアンスが強い。 -
名詞
集団、共同体、(農業)コルホーズ(集団農場)
形容詞の意味が名詞化したもので、「ひとまとめになった組織体・共同体」そのものを指す。旧ソ連の集団農場(collective farm)がその典型例。
3例文
4よくある間違い・注意点
「collective」は単に「多くの人がいる」という意味ではなく、「個々がひとつにまとまって連帯している」という強いニュアンスを持つ。collective decision(全員が関わった意思決定)をただの「多数決」と混同しないよう注意。
名詞用法を知らないと、「a creative collective」を読んだときに意味が取れなくなる。「集団・共同体」という名詞の意味もしっかり押さえておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| joint | 「共同の」という意味で似ているが、jointは特定の2者以上が共同で何かをするという文脈(joint venture 合弁事業)に使われ、大きな集団全体の連帯感は薄い。 |
| communal | 「共同体・コミュニティ全体の」という意味で近いが、地域コミュニティや共有施設のような生活密着のニュアンスが強い。collectiveほど「連帯して行動する」含意はない。 |
| mutual | 「相互の・互いの」という意味で、2者間で対等に向き合うニュアンス(mutual respect 相互尊重)。全員まとめてという集団性はcollectiveに劣る。 |
対義語: individual(個人の)、personal(個人的な)
6派生語・関連語
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collect
動詞
集める、収集する
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collection
名詞
収集物、コレクション、集合 -
collectively
副詞
集団的に、まとめて、総称して -
collectivism
名詞
集団主義(個より集団を優先する考え方)
7コロケーション
- collective responsibility(連帯責任・集団的責任)
- collective action(集団行動)
- collective memory(集合的記憶・社会的記憶)
8確認テスト
“The team’s success was the result of a collective effort — no single person deserves all the credit.”
① 一部のメンバーによる努力
② 全員が力を合わせた努力
③ 長期間にわたる努力
④ 個人的な努力
② 全員が力を合わせた努力。collectiveは「ばらばらの個をひとまとめにした」コアイメージを持つため、「no single person deserves all the credit(一人だけが称賛を受けるべきではない)」という後半の説明とぴったり対応し、全員が一体となって生み出した努力を意味する。①や③はcollectiveの本質的ニュアンスを外しており、④はまさに対義語のindividualのニュアンス。
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