say
【名】発言権
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
sayのコアイメージは「言葉・情報を外に向けて発信する」こと。人が声に出して言う場合だけでなく、看板・標識・本などが情報を「伝えている」場合にも使える。たとえば「The sign says No Parking」は「看板が伝えている(書いてある)」という意味。名詞のsayは「自分の言葉を出す権利=発言権」を意味する。日本語の「言う」より幅が広く、「伝達すること全般」をカバーするイメージを持つとよい。
2意味一覧
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動詞
(人が)言う、話す
最も基本的な使い方。話者が言葉を外に向けて発信するというコアイメージそのもの。 -
動詞
(文字・標識などが)示す、書いてある
人以外の媒体(看板・本・時計など)が情報を「伝えている」という意味。コアイメージ「言葉を外に出す」を主語を拡張して適用したもの。 -
動詞
(仮定・例として)たとえば〜とする
「say(仮に言うとすれば)〜」という形で、思考の中で言葉を出す感覚。Let’s say / Say you had…のように使う頻出用法だが見落とされがち。 -
名詞
発言権、意見を述べる権利
「自分の言葉を出せる権利・機会」という意味。have a say / have no say in…の形で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
say と tell の混同に注意。sayは「言葉を外に出す」行為そのものに焦点があり、相手を必ずしも必要としない(She said that…)。一方tellは「相手に情報を伝達する」ことに焦点があり、目的語(相手)が必要(She told me that…)。× She said me the answer. → ○ She told me the answer.
名詞のsayは「発言権」という意味で受験でも頻出だが、動詞と混同して文構造を誤解しやすい。have a say / have no say in…という形を丸ごと確認しておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| tell | 相手への情報伝達に重点。目的語に人をとる(tell someone)のが基本で、sayより相手志向が強い。 |
| speak | 「声を出す・話す」という行為そのものに注目。speak to / speak about のように「話す」動作に焦点が当たり、具体的な内容より行為を表す。 |
| state | 公式・明確に述べる際に使う。フォーマルな文脈で「声明する・明言する」というニュアンスが強い。 |
| mention | さりげなく・軽く触れる感覚。sayより伝える内容の比重が軽く、会話の中で付け加えるように述べる。 |
対義語: listen、be silent
6派生語・関連語
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saying
名詞
ことわざ、格言(「言い伝えられてきた言葉」)
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so-called
形容詞
いわゆる(so calledとも書く;sayから派生した呼称表現)
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hearsay
名詞
うわさ、風聞(「耳で聞いたことを言う」から)
7コロケーション
- have a say in 〜(〜に発言権を持つ)
- needless to say(言うまでもなく)
- that is to say(すなわち、つまり)
8確認テスト
“The contract says that either party can cancel with 30 days’ notice.”
① 契約は30日前に通知すれば双方が解除できると言っている。
② 契約書には、どちらの当事者も30日前に通知すれば解除できると書いてある。
③ 契約担当者が、30日前に連絡すれば解除できると言った。
④ 契約によると、30日前に言えばどちらかが解除される。
正解は②。主語がcontract(契約書)という物であり、sayが「文書が情報を伝えている=書いてある」という意味で使われている。①は「言っている」と人が話すようなニュアンスが残り不自然。③は主語をすり替えており誤り。④は「言えば」と動詞の訳が混乱している。sayのコアイメージ「言葉を外に出す」が、物を主語にとることで「書いてある・示している」という訳になる典型例。
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