rip
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1コアイメージ
ripのコアイメージは「抵抗をものともせず、素早く・荒々しく引き裂く」こと。ゆっくり慎重に切る(cut)や繊細に裂く(tear)とは違い、一気に力を加えて分断するダイナミックさが特徴。この「素早く勢いよく分断する」イメージが転じて、物理的な破れだけでなく「rip off(ぼったくる=相手から素早く金を引き剥がす)」「rip through(突き抜ける)」「let it rip(思い切りやる)」など、さまざまな表現にもつながる。布・紙・肉などが「ビリッ」と裂ける様子を想像するとわかりやすい。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
(布・紙などを)勢いよく引き裂く、破る
外から力を加えて素早く分断するコアイメージそのまま。意図的・偶発的どちらにも使える。 -
動詞(自動詞)
(布・紙などが)裂ける、破れる
自動詞用法でも「素早く分断される」コアは同じ。主語が「裂かれる側」になるだけ。 -
動詞(句動詞)
rip off:(人を)だます、ぼったくる;(物を)はぎ取る
「素早く引き剥がす」イメージが転じて、相手から金や物を強引に奪い取るニュアンスになる。 -
名詞
裂け目、切れ目
ripという動作の結果として残る「ビリッとできた裂け目」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
tearとの混同に注意。tearは「ゆっくり・丁寧に、または自然に裂ける」ニュアンスも含むのに対し、ripは常に「素早く・荒々しく」という勢いが伴う。例えば「慎重にページをめくっていて破れた」ならtore, だが「勢いよくビリッと破った」ならripped が自然。
rip offは日常的な口語表現として非常に頻出だが、単語帳には載りにくいため見落としやすい。「高い値段をふっかけられた」「コピー商品を売りつけられた」など幅広い「搾取」場面で使える。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| tear | ripより穏やかで、ゆっくりした動作にも使える。「紙を注意深く破る」ならtear。「ビリッと一気に」ならrip。 |
| shred | 細かく何度も引き裂いてバラバラにするイメージ。1回でビリッとするripとは異なり、複数回の動作で細切れにする。 |
| slash | 刃物などで「スパッと一気に切り裂く」イメージ。ripが引っ張る力で裂くのに対し、slashは鋭い道具で素早く切る。 |
対義語: sew(縫う)、mend(修繕する)、patch(つぎ当てする)
6派生語・関連語
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rip-off
名詞
ぼったくり;(アイデアなどの)盗用、パクリ -
ripping
形容詞(古・英国俗語)
素晴らしい、最高の(「ビリッ」と突き抜けるほど良いというニュアンス) -
ripper
名詞
裂くもの(人・道具);連続切り裂き犯(Jack the Ripperなど)
7コロケーション
- rip open(〜をビリッと開ける:封筒・袋など)
- rip apart(〜を引き裂く;〜をこっぴどく批判する)
- let it rip(思い切りやる、全力でいく)
8確認テスト
“The new smartphone is just a rip-off of last year’s model with a higher price tag.”
① 昨年モデルの改良版で、値段相応の品質だ
② 昨年モデルのぼったくりで、値段が高すぎる
③ 昨年モデルのパクリで、値段だけ上げた代物だ
④ 昨年モデルより優れており、値段が高いのも当然だ
正解:③
解説:rip-offは名詞で「ぼったくり」と「パクリ・盗用」の両方の意味がある。ここでは「last year’s modelのrip-off」とあるため、「昨年モデルの盗用=パクリ」という意味になる。②も「ぼったくり」という訳自体は正しいが、文脈は金額だけでなく設計・アイデアの剽窃を指しているため③が最も自然。ripの「強引に奪い取る」コアイメージがrip-offという名詞にも生きている。
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