respect
【名】尊敬、尊重、顧慮、あいさつ
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
respectはラテン語のre-(再び)+specere(見る)が語源で、「もう一度振り返って見る」というイメージが根底にある。何かを「もう一度じっくり見る価値があるもの」として認識するとき、そこには自然と「敬意・尊重」が生まれる。人に対しては「尊敬」、ルールや権利に対しては「尊重・配慮」、ある観点・側面に対しては「〜の点で」という意味が生まれるのも、この「その対象をきちんと見る」コアイメージから統一的に理解できる。「軽視して素通りするのではなく、立ち止まって向き合う」姿勢こそがrespectの本質である。
2意味一覧
-
動
尊敬する;(規則・権利などを)尊重する、考慮に入れる
相手を「しっかり見る・向き合う」姿勢が「尊敬」になり、ルールや他者の領域を「きちんと見て踏み越えない」ことが「尊重する・配慮する」になる。 -
名
尊敬;尊重、配慮;(複数形で)敬意のあいさつ;〜の点で(in respect of / with respect to)
「しっかり向き合う」行為そのものが名詞化すると「尊敬・敬意」となり、特定の方向に視線を向けるイメージから「ある観点・側面」という意味(in this respect「この点では」)も生まれる。 -
名
(見過ごせない)観点、側面、点
「特定の方向に目を向ける」コアイメージが転じて、「ある特定の側面・点」を指す用法になる。in all respects(あらゆる点で)がその典型例。
3例文
4よくある間違い・注意点
「in respect of」と「with respect to」はどちらも「〜に関して・〜の点では」という意味で使えるが、「respect」に「尊敬」以外の意味(観点・側面)があることを知らないと、この熟語の意味が理解できなくなる。まず「点・観点」という意味を覚えておくこと。
「respect」と「admire」は混同されやすいが、admireは「見て感嘆する・称賛する」感情的なニュアンスが強いのに対し、respectは相手の価値を認めて「敬意を払う」という態度・姿勢を表す。感情より行動・姿勢に近い語がrespectである。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| admire | 感嘆・称賛の感情が強く、相手のすばらしさを見て「すごい!」と思う主観的な感情。respectより感情的・表面的なニュアンスがある。 |
| esteem | 高く評価する・重んじるという意味で、主に人の人格・能力への評価に使う。respectよりやや改まった・書き言葉的な語。 |
| regard | 「〜と見なす・みなす」が基本で、respect同様「〜に対する評価・配慮」を表すが、感情的な重みはrespectより薄く中立的。 |
対義語: disrespect、contempt、scorn
6派生語・関連語
-
respectful
形
敬意を示す、礼儀正しい(→人が主語:respectful person)
-
respectable
形
尊敬に値する、きちんとした(→対象が主語:respectable person)
-
respectably
副
きちんと、相当に、まずまず -
respectively
副
それぞれに(re-spectivelyの「それぞれを個別に見ると」から)
-
disrespect
名/動
無礼、侮辱(する)
7コロケーション
- have respect for 〜(〜に対して尊敬の念を持つ)
- in all respects(あらゆる点で・すべての面で)
- with respect to 〜(〜に関して・〜の点で)
8確認テスト
The new policy is better than the old one in every respect.
① 尊敬の念において
② あらゆる点において
③ 敬意のあいさつとして
④ 自尊心の面で
② あらゆる点において。respectには「視点・側面・点」という意味があり、in every respectは「あらゆる観点から見ても」という意味。「尊敬」に引きずられて①を選ぶのが典型的な誤りで、respectのコアイメージ「向き合って見る→ある特定の観点」を理解していれば②を導ける。
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