setting
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
settingのコアイメージは「setされた状態・場所」、つまり「何かが意図的に置かれ、配置・調整された枠組み」である。動詞setには「特定の位置や状態に置く・合わせる」という意味があり、settingはその結果生まれた「状態・環境・枠組み」を指す。物語の「背景(舞台設定)」も、機器の「設定値・調節」も、場の「状況・環境」も、すべて「何かが特定の形・状態に整えられた枠組み」というコアから派生している。このイメージをつかめば、「どんな文脈で使われているか」を見るだけで、最適な日本語訳を自然に導き出せる。
2意味一覧
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名詞
(物語・映画などの)舞台、背景設定
物語の登場人物や出来事が「置かれた」時代・場所・社会的枠組みのこと。すべてが「その中に設置された」状態を表す。 -
名詞
(機器・システムなどの)設定、調節、設定値
スイッチや数値などを「特定の位置に合わせ置いた」状態。エアコンの温度設定やソフトウェアの設定画面など、意図的に調整された値や状態を指す。 -
名詞
状況、環境、場面、場の雰囲気
人や出来事が「置かれている」現実の環境や状況のこと。「どういう場・文脈のなかに置かれているか」というニュアンスを持つ。 -
名詞
(宝石などの)台座、はめ込み枠
宝石が「置かれ、はめ込まれた」枠や台のこと。「何かを固定する枠組み」というコアイメージの具体的な表れ。
3例文
4よくある間違い・注意点
「setting=設定」と機械的に覚えてしまい、物語の「舞台・背景」や現実の「環境・状況」の意味を見落としがち。文脈によって日本語訳は大きく変わるので、「何が、どこに置かれた状態か」を考えることが大切。
backgroundと混同しやすいが、backgroundは「目に見える背景・経歴・知識的背景」というニュアンスが強いのに対し、settingは「枠組み全体・舞台・状況の枠」というコアを持つ。物語分析では両者が似た文脈で使われるが、settingの方が「時代・場所・社会環境まで含めた包括的な枠組み」を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| background | 目に見える背景・個人の経歴・知識的文脈に焦点。settingより範囲が限定的で、舞台全体の「枠組み」ではなく「後ろに見えるもの・前提となる知識」のニュアンスが強い。 |
| environment | 物理的・社会的な「周囲の環境」を指し、自然発生的な状況も含む。settingは意図的に「整えられた・配置された」枠組みというニュアンスが強い。 |
| context | 文脈・前後関係・状況の「理解の枠組み」を指す。settingが場所・時代・環境の「物理的・具体的な枠組み」に重きを置くのに対し、contextは意味を成立させる「論理的・言語的な枠組み」を指すことが多い。 |
対義語: foreground(前景)、content(内容)
6派生語・関連語
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set
動詞
置く、合わせる、設定する
-
preset
動詞・形容詞
あらかじめ設定する、プリセットの -
reset
動詞・名詞
リセットする、設定をやり直す
7コロケーション
- in a … setting(〜な状況・環境において:in a formal/clinical/urban setting)
- story setting / setting of the novel(物語の舞台設定)
- adjust the settings(設定を調節する)
8確認テスト
“Nurses need strong communication skills, especially in a high-pressure setting.”
①高圧的な設定 ②プレッシャーのかかる環境・状況 ③背景設定の調節 ④ストレスの多い配置
②「プレッシャーのかかる環境・状況」が正解。settingのコアは「置かれた枠組み・状況」であり、ここでは看護師が日々「置かれている」職場環境・状況を指している。①は「setting=設定」と機械的に覚えた場合の誤訳。③・④は文脈に合わない。in a … settingという形で「〜な環境・場面において」という意味で頻出する表現。
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