self
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
selfのコアイメージは「ある人間の本体・核心をなすもの」。人が外見や役割、状況に関わらず持つ「その人そのもの」というニュアンスが根底にある。「自身」と訳されるときは「まさにその人」という強調、「利己心」と訳されるときは「他者よりも自分自身を優先する心」という意味合い。また「プライベートの自分」「公の自分」のように、ある文脈における自分の側面・あり方を指すこともある。接頭辞として他の語に付くと(self-control、selfishなど)「自分自身に向かう」という方向性を添える。日本語の「自己」に近いが、より具体的・個人的なニュアンスが強い。
2意味一覧
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名
自分自身・自己(ある人の本質的なあり方)
「その人そのものの核」というコアイメージが直接反映されており、状況や役割によって異なる「自分の一面」を表す際にも使われる。 -
名
利己心・自分本位な考え
「自分自身」を最優先に置く姿勢がそのまま「利己心」の意味に転じる。think of selfのように用いる。 -
名
(哲学・心理学的な)自我・アイデンティティ
「その人の本体・核心」というコアから、心理学や哲学で「人が自分自身として認識する主体」=自我・アイデンティティを指す意味が生まれる。 -
接頭辞
自分自身を〜する(self-control, self-esteem など)
「自分自身へ向かう」方向性を他の語に添えることで、「自ら制御する」「自分を評価する」など多様な複合語を作る。
3例文
4よくある間違い・注意点
selfをそのまま「自分」と訳すと文脈によっては不自然になりがち。public self / private self のように「ある側面における自分」を指す場合は、「公の場の彼女」「素の彼女」のように文脈に合わせた日本語に落とし込む意識が必要。
接頭辞self-と名詞selfを混同しないこと。名詞としてのselfは「自己・自我」、接頭辞としてのself-は「自分自身を(〜する)」という方向性を表す機能語的な役割であり、別物として扱う必要がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ego | 心理学・哲学用語としての「自我」に特化。selfより硬く学術的で、「自尊心」や「自己中心性」のニュアンスも持つ。 |
| identity | 「何者であるか」という社会的・個人的な同一性・アイデンティティ。selfが「自分そのもの」の核を指すのに対し、identityは他者や集団との関係の中で定義されるニュアンスが強い。 |
| persona | 他者に見せる「外向きの自分」「ペルソナ」を指す。selfが内側の本質的な自己を指すのに対し、personaは社会的な仮面・役割を強調する。 |
対義語: others(他者)、selflessness(無私・利他心)
6派生語・関連語
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selfish
形
利己的な・自分本位の
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selfless
形
無私の・他者を優先する -
self-esteem
名
自己肯定感・自尊心
-
self-control
名
自制心・自己コントロール -
self-conscious
形
自意識過剰な・人目を気にする
7コロケーション
- one’s true self(本当の自分・真の自己)
- sense of self(自己意識・自分らしさの感覚)
- be back to one’s old self(元の自分に戻る)
8確認テスト
“After years of trying to please everyone, she finally decided to stay true to her self.”
① 利己心を捨てることにした
② 自分らしさを大切にすることにした
③ 自分勝手に生きることにした
④ 自己主張をやめることにした
②。stay true to one’s selfは「自分の本質・ありのままの自分に忠実でいる」という意味。selfのコアイメージ「その人そのもの・本体」から、「自分らしさ」と訳すのが最も自然。①・③・④はいずれも「自分本位=悪いこと」のニュアンスを含んでしまい、文脈(他者に合わせてきた反動として本来の自分を取り戻す)に合わない。
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