simple
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
simpleのコアイメージは「複雑なものが何も付け加わっていない、ただ一つのもの」。語源はラテン語のsimplus(一重の、ひとつの)で、simplex(single+fold)に由来する。「余計なものが何もない」状態を指すため、「簡単な・単純な」という意味になる。また、飾り気や格式のない「質素な」様子、さらに否定的なニュアンスとして「頭の単純な・愚かな」という意味にもなる。日本語の「シンプル」よりも広く、「ただそれだけ」「他に何もない」という純粋さ・一枚岩な状態を表す。文脈によって「簡単」にも「単純すぎる(馬鹿な)」にもなるのはこのためである。
2意味一覧
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形容詞
簡単な、単純な
複雑な要素が何も付け加わっていない状態=「難しくない・わかりやすい」という意味につながる。 -
形容詞
シンプルな、飾り気のない、質素な
余分な装飾や要素がない「混じり気のなさ」が、見た目やスタイルの「質素さ・簡素さ」を表す。 -
形容詞
純粋な、ただ〜だけの
「他に何も混じっていない」というコアイメージが「ただそれだけ・純粋に」という強調表現になる(例:the simple truth「ただの真実、包み隠さぬ真実」)。 -
形容詞
(やや否定的)頭の単純な、物わかりの悪い
思考に複雑さがない=知的に一面的・単純すぎるという否定的ニュアンスにもなる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「simple=簡単」とだけ覚えると、the simple truth(包み隠さぬ事実)やsimple life(質素な生活)など「ただそれだけ・飾り気のない」という意味の文脈で訳を誤りやすい。「余計なものがない」というコアイメージで捉えるとどの文脈にも対応できる。
easyとの混同に注意。easyは「労力が少なくて済む(楽な)」というニュアンスが強いが、simpleは「構造・要素が複雑でない(単純な)」ことを指す。a simple problem(複雑でない問題)とan easy problem(解きやすい問題)は微妙に異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| easy | 「労力や努力が少なくて済む・楽な」というニュアンス。simpleが構造の単純さを指すのに対し、easyはする側の負担の少なさを強調する。 |
| plain | 「見た目の飾り気がない・地味な」という意味に特化。simpleより見た目の質素さに焦点が当たる。plain foodは「素朴な料理」、plain speakingは「率直な話し方」。 |
| straightforward | 「わかりやすく、複雑さや落とし穴がない」というニュアンス。問題や説明がすんなり理解できることを強調する点でsimpleに近いが、よりポジティブな響きが強い。 |
対義語: complex、complicated、elaborate
6派生語・関連語
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simply
副詞
単純に、ただ〜だけ、全く(強調)
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simplify
動詞
単純化する、わかりやすくする
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simplicity
名詞
単純さ、簡潔さ、質素さ -
simplistic
形容詞
単純化しすぎた(否定的ニュアンス)
7コロケーション
- simple solution(単純な解決策)
- keep it simple(シンプルに保つ・複雑にしない)
- simple life(質素な生活)
8確認テスト
「To put it simply, the simple fact is that he lied.」
① 簡単な ② 単純すぎる ③ 包み隠さぬ ④ 質素な
③「包み隠さぬ(ただの)」が正解。the simple factは「余計な脚色のない、ただの事実」というコアイメージの表れ。「彼がうそをついた、それがただの事実だ」という意味になる。①「簡単な」は難易度の話ではないので不自然、②④も文脈に合わない。simpleが「ただそれだけ・混じり気のない」という強調として使われる典型例。
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