sniff
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
sniffのコアイメージは「鼻から短く息を吸い込む動作」です。犬が地面に鼻を近づけてクンクン嗅ぐあの仕草を想像してください。この動作には「情報を集める・探る」という意図が伴います。物理的な嗅覚だけでなく、比喩的に「怪しいと感じて探りを入れる」「軽蔑して鼻を鳴らす」という意味にも広がります。また、風邪をひいたときに鼻をスンスンすする動作もsniffです。さらに「〜を鼻で笑う・一蹴する」という意味も重要で、これは鼻をフンっと鳴らして軽蔑するイメージから来ています。「鼻を動かして何かを感知・評価しようとする動作」が根底にある共通イメージです。
2意味一覧
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動詞
くんくん嗅ぐ・鼻をクンクンさせる
鼻から息を短く吸い込むことで、においを感知しようとするコアイメージそのまま。犬が袋を嗅ぐような具体的な動作を表す。 -
動詞
鼻をすする(風邪・泣いた後などに)
鼻から息を吸い込む動作は同じで、においを嗅ぐ目的ではなく、鼻水が垂れるのを防ぐためにスンスンする動作を指す。 -
動詞
(〜を)鼻で笑う・一蹴する・軽蔑する
鼻をフンッと鳴らして「価値がない」と判断することから。sniff at〜で「〜を鼻であしらう」という比喩的な用法になる。 -
名詞
鼻を鳴らすこと・くんくん嗅ぐこと
動詞の動作そのものを名詞化したもの。「take a sniff」で「一嗅ぎする」という表現になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
sniff at〜を「〜を嗅ぐ」と直訳してしまいがち。sniff at〜は「〜を一蹴する・軽蔑する」という慣用的な意味を持つため、文脈をよく確認すること(例:not to be sniffed at=「軽視できない・かなりのもの」)。
smellとの混同に注意。smellは「においがする(状態)」を表すのに対し、sniffは「鼻を動かして嗅ぐ(動作)」を強調する。「いいにおいがする」はsmells good であり sniffs goodとは言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| smell | smellは「においがする・においを感じる」という状態を表し、動作を強調しない。sniffは鼻をクンクンさせる能動的な動作そのものに焦点がある。 |
| snuffle | snuffleは鼻をグズグズさせる・鼻詰まりで息をする様子を指し、sniffよりも連続的でぐずついたイメージ。風邪や泣いた後の描写でよく使われる。 |
| scent | scentは動詞として使うと「においで感知する」という意味。動物が本能的ににおいを追跡するニュアンスが強く、sniffのような目に見える鼻の動作は含意しない。 |
対義語: exhale(息を吐く)、snort(鼻息を荒く吐く)
6派生語・関連語
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sniffle
動詞・名詞
鼻をすする・グスグスする(泣いたり風邪のときに) -
sniffer
名詞
嗅ぐもの・麻薬探知犬(sniffer dog) -
sniffing
名詞・形容詞
においを嗅ぐこと・鼻をすすること
7コロケーション
- sniff at〜(〜を鼻であしらう・軽蔑する)
- sniff out〜(においを嗅いで〜を見つけ出す・探り出す)
- not to be sniffed at(軽視できない・かなりのものだ)
8確認テスト
“A salary increase of 10% is not to be sniffed at in this economy.”
① 10%の給与アップは、この経済状況では嗅いで確かめる価値がある
② 10%の給与アップは、この経済状況では鼻が曲がるほどひどい話だ
③ 10%の給与アップは、この経済状況では軽視できない
④ 10%の給与アップは、この経済状況では鼻が高くなれるほど良い話だ
正解:③
「sniff at〜」は「〜を鼻であしらう・一蹴する」という意味。「not to be sniffed at」はその否定形で、「鼻であしらえない=軽視できない・かなりのものだ」という慣用表現。鼻をフンっと鳴らして却下できるほど小さな話ではない、というコアイメージから自然に導ける意味。
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