tornado
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
tornadoのコアイメージは「猛烈な回転を伴う破壊的な気流の渦」です。語源はスペイン語の「tronada(雷雨)」や「tornar(回転する)」と関連するとされ、単なる「強い風」ではなく、漏斗状に激しく回転しながら地表を移動するという点が本質です。このコアイメージから、気象現象としての竜巻だけでなく、比喩的に「嵐のように現れて周囲をかき乱す人・出来事」を指すこともあります。何もかもを巻き込み、混乱と破壊をもたらす「圧倒的なエネルギーの渦」というイメージを常に持っておくと、文脈に応じた訳語を自然に導き出せます。
2意味一覧
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名詞
竜巻(気象現象)
漏斗状に激しく回転しながら地上を移動する気流の渦という自然現象そのもの。アメリカ中部の「トルネードアレー」に多発し、壊滅的な被害をもたらす。 -
名詞
(比喩)嵐のような人・出来事、大混乱
「猛烈に回転しながら周囲を巻き込む」コアイメージが転じて、人や集団に圧倒的な影響を与える人物・出来事を指す。例:「She came in like a tornado.(彼女は嵐のように現れた)」 -
名詞
暴風・激しい突風(熱帯性暴風)
語源的には西アフリカ沖の激しい雷雨を伴う嵐を指した用法も存在し、広く「猛烈な暴風」として使われることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
typhoon(台風)・hurricane(ハリケーン)・cyclone(サイクロン)との混同に注意。tornadoは「陸上で発生する局所的な回転気流の漏斗」であり、typhoon・hurricaneは「熱帯低気圧が発達した大規模な嵐」。規模・発生場所・構造がまったく異なる。
「tornado=暴風」と単純に覚えると、比喩的用法(嵐のような人・混乱)に出会ったとき対応できなくなる。「猛烈に回転しながら巻き込む」コアイメージを意識すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| twister | tornadoの口語的・俗語的な表現。アメリカ英語で親しまれ、特に映画などでよく使われる。科学的・公式な文脈ではtornadoが適切。 |
| whirlwind | 砂漠などで起きる小規模な回転気流(つむじ風)を指すことが多く、tornadoほど壊滅的ではない。比喩的に「目まぐるしい速さ」を表すことが多い(例:a whirlwind romance)。 |
| cyclone | インド洋・南太平洋で発生する大規模な熱帯低気圧。tornadoより規模がはるかに大きく、局所的な回転気流ではない。 |
| tempest | 文語・詩的な表現で「激しい嵐・暴風雨」全般を指す。tornadoのような回転・漏斗形状のイメージはなく、より広い意味での荒天を表す。 |
対義語: calm、stillness
6派生語・関連語
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tornadic
形容詞
竜巻の、竜巻に関連した(例:tornadic winds)
7コロケーション
- a tornado touches down(竜巻が地上に着地する・発生する)
- tornado warning / tornado watch(竜巻警報 / 竜巻注意報)
- survive a tornado(竜巻を生き延びる)
8確認テスト
The young athlete burst onto the international stage like a tornado, winning five gold medals in a single tournament.
① 竜巻のように
② そよ風のように
③ 嵐のような勢いで
④ 静かな旋風として
正解は③「嵐のような勢いで」。この文ではtornadoは気象現象ではなく比喩として使われており、「猛烈なエネルギーで周囲を圧倒しながら登場した」というコアイメージを表している。①も直訳として間違いではないが、「like a tornado」の比喩的文脈では「嵐のような勢いで」の方がより自然な日本語として機能する。②のそよ風はイメージが真逆、④の「静かな」もコアイメージと矛盾する。
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