symmetry
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
symmetry のコアイメージは「ある基準点や軸を中心に、両側が完全に対応して釣り合っている状態」です。ギリシャ語の syn-(共に)+ metron(測る)が語源で、「同じ尺度で測れる」という概念が根底にあります。幾何学的な左右対称だけでなく、音楽・建築・詩の構造における「バランスのとれた調和」、さらには数学・物理学での「変換しても形や性質が変わらない不変性」まで広く使われます。何かを変えても本質的な均衡が保たれる、という感覚がこの単語の核心であり、だからこそ「対称」「調和」「均整」など文脈によって訳語が変わります。
2意味一覧
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名
(左右・上下などの)対称、対称性
軸を挟んで両側が完全に対応するという、コアイメージの最も直接的な表れ。幾何学・自然科学で使われる。 -
名
(全体的な)調和、均整、釣り合い
芸術・建築・文章など、各要素が互いに対応し全体として「釣り合いのとれた美しさ」を持つ状態を指す。 -
名
(数学・物理)対称性、不変性
ある操作(回転・反転など)を加えても性質が変わらない「保たれる均衡」を指し、コアイメージの抽象的な拡張。
3例文
4よくある間違い・注意点
「symmetry=左右対称」と覚えてしまうと、芸術・文学・科学での「調和・均整・不変性」という広い意味を見落とす。文脈によっては「balance(バランス)」に近いニュアンスで使われることを意識しよう。
harmony(調和)との混同に注意。harmony は「異なる要素が溶け合ってできる一体感」で、主に音楽・人間関係に使う。symmetry は「対応・均等・釣り合い」の構造的な概念で、視覚・数学・科学にも幅広く使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| balance | 全体的な「釣り合い」に焦点。symmetry より日常的で、必ずしも構造的な対応関係を含まない。 |
| proportion | 各部分の「比率・割合」の適切さに焦点。symmetry が軸に対する対応を意識するのに対し、proportion は全体と部分の比のバランスを問題にする。 |
| harmony | 異なる要素が互いに溶け合う「調和」に焦点。symmetry の構造的な均等さとは異なり、感覚的・情緒的なつながりを強調する。 |
対義語: asymmetry、imbalance、irregularity
6派生語・関連語
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symmetric / symmetrical
形
対称の、均整のとれた -
symmetrically
副
対称的に、均整よく -
asymmetry
名
非対称、不均整 -
asymmetric / asymmetrical
形
非対称の、偏った
7コロケーション
- perfect symmetry(完全な対称性・均整)
- bilateral symmetry(左右対称、二側対称)
- break the symmetry(対称性を破る)
8確認テスト
「The negotiators sought symmetry in the agreement, ensuring both countries had equal rights and obligations.」
① 対称性 ② 均衡・釣り合い ③ 美しさ ④ 複雑さ
② 均衡・釣り合い。この文脈では条約における「双方が同等の権利と義務を持つ状態」を指しており、幾何学的な「対称性」ではなく、両者が等しく対応するというコアイメージから派生した「均衡・釣り合い」が最も自然な訳。①は数学・科学的な文脈向きで、ここでは硬すぎる。③④はsymmetryの意味を持たない。
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