synthesize
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
synthesizeの語源はギリシャ語の「syn-(共に・一緒に)」+「tithenai(置く)」で、「複数のものを一か所に置き合わせて一つにする」というイメージが根底にある。単純にくっつけるだけでなく、異なる要素が結びついて新しいまとまりを生み出すプロセスがポイント。化学の「合成」はバラバラな物質を組み合わせて新物質を作る。情報の「統合・まとめ」は、複数の知識やデータを組み合わせて新たな理解や一つの論点を生み出すこと。どちらの場合も「複数→一つの新しいもの」という方向性は変わらない。
2意味一覧
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動詞
(化学的・物理的に)合成する
バラバラな物質・成分を組み合わせて、新たな一つの物質を作り出すプロセスがコアイメージに直結する。 -
動詞
(情報・アイデアを)統合する、まとめ上げる
複数の情報源や考えを「一か所に置き合わせ」て新たな理解や結論を生み出す行為で、コアイメージの知的版。 -
動詞
(音を電子的に)合成する、シンセサイザーで生成する
複数の電子信号や音波を組み合わせて一つの音楽的サウンドを作り出すことで、コアイメージがそのまま音響分野に応用された用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「統合する」という訳から integrate と混同しがち。integrate は「バラバラだったものを一つのシステムに組み込む・溶け込ませる」という既存の枠組みへの包摂のイメージが強いのに対し、synthesize は「組み合わせることで新しいものを生み出す」創造性・生産性のニュアンスが核心。
「要約する」(summarize)と混同しやすいが、summarize は情報を削って短くまとめるだけで新しい理解は生まれない。synthesize は複数の要素を組み合わせて新たな洞察を「生み出す」点が本質的に異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| integrate | 既存の枠組みへ組み込む・融合させるニュアンスが強く、新しいものを「生み出す」というニュアンスはsynthesizeより薄い。 |
| combine | 単純に混ぜ合わせる・くっつけるだけで、新しい何かを生み出すという創造的ニュアンスはsynthesizeより弱い。 |
| compile | 情報を集めて一冊にまとめる・列挙するイメージで、要素同士が反応して新しいまとまりを生む感覚はない。 |
対義語: analyze、decompose、break down
6派生語・関連語
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synthesis
名詞
合成、統合、総合
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synthetic
形容詞
合成の、人工の(synthetic fiber:合成繊維)
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synthesizer
名詞
シンセサイザー(音を電子的に合成する楽器)
7コロケーション
- synthesize information(情報を統合する)
- synthesize a compound(化合物を合成する)
- synthesize research findings(研究成果をまとめ上げる)
8確認テスト
In her conclusion, the researcher synthesized data from over 50 studies to propose a new theory of language acquisition.
① 50以上の研究のデータを要約して
② 50以上の研究のデータを引用して
③ 50以上の研究のデータを統合・組み合わせて
④ 50以上の研究のデータを批判して
③
【解説】synthesize のコアイメージは「複数の要素を組み合わせて新しいものを生み出す」こと。ここでは50以上の研究データを組み合わせることで「新しい理論を提唱する」という新たな産出物が生まれている点がポイント。①の「要約」(summarize)は情報を削るだけで新理論は生まれない。②の「引用」や④の「批判」はそもそも別の単語。③だけが「複数→新しい一つ」というコアイメージと一致する。
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