damage
【動】損害を与える、害する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
damageのコアイメージは「本来の価値・機能・状態を損なうこと」。物理的な損傷(車がへこむ)から、抽象的な損傷(評判が傷つく、プライドが傷つく)まで幅広く使える。ポイントは「修復可能だが、完全ではない状態になること」というニュアンスがあること。完全に壊れた(destroy)わけではなく、もとの姿から劣化した状態を指す。名詞の複数形 damages になると「損害賠償金」という法律用語になり、「傷ついた結果として支払われるお金」という流れでコアイメージとつながる。
2意味一覧
-
名詞
損害、損傷
物や人の状態・価値が本来あるべき姿から損なわれた結果を指す。物理的なものにも心理的・抽象的なものにも使える。 -
名詞(複数形 damages)
損害賠償金
「損害を受けた」ことへの補償として支払われるお金。傷ついた価値を金銭で回復しようとするイメージ。 -
名詞(口語)
費用、代金(What’s the damage?)
「懐に損害を与える金額はいくら?」という皮肉めいたユーモアから生まれた口語表現。 -
動詞
損害を与える、傷つける、害する
物・人・評判・関係性など、価値あるものの状態を本来より劣った状態にする行為そのものを表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
injure・hurt・wound・harm との混同に注意。injure/wound は主に人体の負傷(特に事故・暴力)、hurt は痛みの感覚を強調、harm はより広い悪影響を指すのに対し、damage は「物・評判・関係性など価値あるものの機能や状態の劣化」に重点がある。人に使う場合は感情・評判・プライドなど抽象的なものに damage を使うことが多い。
名詞の damage(不可算)と damages(可算・複数)を混同しないこと。damage は「損傷・損害」の一般的な意味で不可算名詞だが、damages と複数形にすると法律用語「損害賠償金」になるため、文脈によって意味がまったく異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| harm | harmはより広義で、人・動物・物・環境など幅広い対象への悪影響全般を指す。damageよりも「被害の過程」に焦点が当たりやすく、目に見えない精神的・社会的影響にも使いやすい。 |
| injure | injureは主に人や動物の身体的な傷害(ケガ)を指し、事故や攻撃の文脈で使われることが多い。感情・評判などには通常使わない。 |
| impair | impairは機能・能力・質が弱まる・低下するニュアンスが強く、より書き言葉的・フォーマル。vision/judgment/performanceなど機能系の名詞と相性が良い。 |
| destroy | destroyは完全に破壊・消滅させること。damageが「劣化・損傷(修復の余地あり)」なのに対し、destroyは「完全な消滅・壊滅」を意味する点が大きく異なる。 |
対義語: repair、restore、benefit
6派生語・関連語
-
damages
名詞(複数形)
損害賠償金 -
damaging
形容詞
有害な、損害を与える(例:damaging evidence 不利な証拠) -
undamaged
形容詞
損傷を受けていない、無傷の
7コロケーション
- do / cause damage to 〜(〜に損害を与える)
- severe / serious damage(深刻な損害)
- damage one’s reputation / image(評判・イメージを傷つける)
8確認テスト
The lawyer argued that his client should be awarded damages for the accident.
① 損傷
② 損害賠償金
③ 費用
④ 傷跡
② 損害賠償金。damages と複数形になると法律用語で「損害賠償金」を意味する。be awarded damages(損害賠償金を受け取る)はよく使われる法律・ニュース表現。①の「損傷」は damage(不可算)の意味で、複数形 damages とは区別が必要。③「費用」は口語の What’s the damage? の文脈で使われる意味。④「傷跡」は damage の意味には含まれない。
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