engineer
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
「engineer」の語源はラテン語の「ingenium(才知・工夫)」。単に機械を扱うだけでなく、「仕組みや構造を頭で考え、巧みに設計・操作する人」というイメージが根底にある。だからこそ名詞では「技術者・エンジニア」だけでなく、鉄道の「機関士」も指す(機関車という複雑な機械を操る人)。さらに動詞では「(計画や状況を)巧みに仕組む・工作する」という意味にもなる。単なる「修理屋」ではなく、頭脳と技術で複雑な問題を解決・操作する存在、というのがこの単語のコアイメージだ。
2意味一覧
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名
技術者、エンジニア
複雑な仕組みを設計・構築する専門家。土木・電気・機械など幅広い分野で使われる。 -
名
機械工、整備士
機械の仕組みを理解して操作・修理する人。コアイメージの「仕組みを操る」が修理・整備の文脈に当てはまる。 -
名
(列車・船などの)機関士、運転士
エンジン(機関)という複雑な動力装置を操る人。特に米英では電車・船の運転者をengineerと呼ぶ。 -
動
(計画・状況などを)巧みに仕組む、工作する
「才知を使って仕組みを操る」というコアイメージが比喩的に転じ、人や状況を裏で巧みに操ることを意味する。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「エンジニア=IT技術者」というイメージが強いが、英語のengineerは土木(civil engineer)・機械(mechanical engineer)・電気(electrical engineer)など非常に広い分野をカバーする。また、米国英語では電車の運転士もengineerと呼ぶため、文脈に注意が必要。
動詞用法「巧みに仕組む」は受験でも狙われやすいが見落とされがち。’engineer a solution’(解決策を巧みに考案する)のように、否定的な「工作する」だけでなく肯定的な文脈でも使われる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| technician | 特定の技術・機器の操作・整備に特化した技術者。設計・創造よりも「手を動かして操作・点検する人」のイメージが強く、engineerより専門性の範囲が狭い。 |
| designer | 「設計・デザインする人」に焦点。engineerは機能・構造の実現が主眼だが、designerは外観や使いやすさの設計を重視する。 |
| architect | 建築士・設計者。建物の設計はarchitectが行い、その構造計算・施工管理にengineerが関わる、と分業されることが多い。 |
対義語: layperson(素人)、non-specialist(非専門家)
6派生語・関連語
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engineering
名
工学、工学技術;(計画などを)巧みに仕組むこと
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engineered
形
人工的に設計・操作された(例:genetically engineered=遺伝子操作された)
7コロケーション
- civil / mechanical / electrical engineer(土木/機械/電気技術者)
- engineer a solution(解決策を巧みに考案する)
- chief engineer(主任技術者、機関長)
8確認テスト
“The politician engineered his opponent’s defeat by leaking the scandal to the press.”
① 修理した
② 設計した
③ 巧みに仕組んだ
④ 運転した
③「巧みに仕組んだ」が正解。engineerの動詞用法で、「才知や策略を使って状況を意図的に操作する」というコアイメージが表れている。スキャンダルをリークして対立候補の敗北を裏から工作したという文脈なので、「修理」「設計」「運転」はいずれも文脈に合わない。
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