共通テスト生物で9割取るための勉強法は？

共通テスト生物で高得点を狙うには、基礎知識をしっかり身につけることが重要です。特に、教科書を活用した問題集を使って、実践的な問題を多く解くことで、思考力を養うことができます。

共通テスト生物の参考書はどれが良い？

おすすめの参考書は『チャート式新生物生物基礎+生物』と『エクセル生物総合版』です。これらは基礎から応用まで幅広くカバーしており、理解を深めるのに役立ちます。

共通テスト生物は全問必答形式で、問題数は5～6題です。特に、考察問題や実験問題が増える傾向にあるため、実践的な対策が求められます。

2021年度の試行調査では難易度が下がる傾向が見られましたが、実際の試験では思考力を問う問題が多く出題されるため、しっかりとした対策が必要です。

共通テスト生物の解答時間は60分です。この時間内に全問を解くためには、時間配分を意識した練習が重要です。

共通テスト生物の配点は100点です。全問必答形式であるため、すべての問題にしっかりと取り組む必要があります。

直前期には、過去問や模試を活用して形式に慣れることが大切です。また、重要なポイントを復習し、体調管理にも注意を払うことが成功の鍵です。

個別試験対策を行っていれば、知識量は十分に足りるはずです。特に、基礎知識をしっかりと固めることが重要です。

問題集を選ぶ際は、自分の理解度に合わせたレベルのものを選ぶことが重要です。また、過去問や予想問題集を取り入れることで、実践力を高めることができます。

勉強においては、計画的に進めることが重要です。また、焦らずに自分のペースで進めることで、理解を深めることができます。

おすすめの参考書は『チャート式 新生物 生物基礎+生物』と『エクセル生物 総合版』です。これらは基礎から応用まで幅広くカバーしており、理解を深めるのに役立ちます。

※松濤舎生徒の自己採点結果、予想平均点を踏まえた総評・難易度です。

・難易度：易化

・総評：試行調査では平均点が大幅に下がりましたが、共通テスト本番では、考察問題が増えたものの難易度は低かったです。化学・物理・地学の平均点が50点台の予想に対し生物は60点台後半になる見込みで、生物だけ易化したといえます。

なお、生徒の所属校（地方進学校）は、40名の生物選択者平均が90点で、例年より随分高くなっています。このことからも生物は易化したと結論づけてよさそうです。

共通テスト生物の「問題作成の方針」には下記のような記載がありました。

科学の基本的な概念や原理・法則に関する深い理解を基に、基礎を付した科目との関連を考慮しながら、自然の事物・現象の中から本質的な情報を見いだしたり、課題の解決に向けて主体的に考察・推論したりするなど、科学的に探究する過程を重視する。
問題の作成に当たっては、受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事物・現象を分析的・総合的に考察する力を問う問題や、観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題などとともに、科学的な事物・現象に係る基本的な概念や原理・法則などの理解を問う問題を含めて検討する。

ここからわかるのは、実験室での実験を想定した抽象的な問題ではなく、身近な事象を題材にした問題が多く盛り込まれる可能性があるということです。また、グラフやデータの読み取り問題、実験問題も増えることが予想されます。

ただし、こういった思考力を問うような問題はセンター試験でも出題されていたため、そこまで大きな変更がないのではと予想されます。

参考：大学入試センター｜大学入学共通テスト
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/index.html