emission
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
emissionは「外へ(e-)+送り出す(mit)+名詞化(-ion)」というラテン語由来の語。コアイメージは「内部に蓄積・生成されたものが外部へ放出される」こと。熱・光・音・ガスなどあらゆるエネルギーや物質が「源から外へ出ていく」現象全般に使える。日本語では「排出」「放射」「放出」などと訳し分けるが、英語では同じemissionで統一できる。大気汚染の文脈では「排気・排出物」、物理学では「放射・発光」、電磁波の文脈では「電波の発射」など、何が放出されるかによって自然な日本語訳が変わってくる。
2意味一覧
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名
(ガス・煙などの)排出、排気
エンジンや工場といった「内部」から、CO2や排気ガスが外部へ放たれる現象。環境問題の文脈で最も頻出。 -
名
(熱・光・音・電磁波などの)放射、放出
エネルギーが発生源から外側へ送り出される現象。物理・化学の文脈でコアイメージがそのまま表れる。 -
名
排出物、放出物(複数形 emissions で使うことが多い)
「外へ放たれた結果として存在するもの」という意味。carbon emissionsのように排出物そのものを指す用法。 -
名
(貨幣・証券などの)発行
見落とされがちな意味。「内部(発行機関)から外部(市場)へ送り出す」というコアイメージが金融分野に応用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「emission(放出するという行為・現象)」と「exhaust(排気ガスという物体そのもの)」を混同しがち。car exhausts(排気ガス)とemissions(排出)は同じようで使い方が異なる。emissionsは抽象的な「排出量・排出現象」、exhaustは具体的な「排ガスの物体」を指す。
物理分野では「emission(放射・発光)」⇔「absorption(吸収)」の対語として使われる重要な用法を見落としやすい。emission spectrum(放射スペクトル)はセンターや理系大学入試でも問われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| discharge | 液体や電気など、より具体的な物質の「放出・排出」に使う。汚水・電荷・膿など。emissionより物理的・即物的なニュアンス。 |
| release | 抑え込まれていたものが「解放・放出」されるイメージ。感情や囚人の釈放にも使える汎用性が高い語。emissionより意図的・劇的な解放感がある。 |
| radiation | 主に電磁波・放射線など「四方八方に広がる放射エネルギー」に特化。emissionが「源から外へ」なら、radiationは「中心から放射状に広がる」イメージ。 |
対義語: absorption(吸収)、intake(取り込み)
6派生語・関連語
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emit
動
(ガス・光・音などを)放出する、発する
-
emissive
形
放射性の、放出する性質の -
emitter
名
放出体、発光体、(電子回路の)エミッター
7コロケーション
- carbon emissions(炭素排出量)
- reduce / cut emissions(排出量を削減する)
- emission standards / controls(排出基準・規制)
8確認テスト
“Scientists are studying the emission of light from newly discovered deep-sea organisms.”
① 排気 ② 放射 ③ 排水 ④ 発行
② 放射。生物が光を「内部から外部へ放つ」現象を指しており、物理・生物学の文脈では「放射(発光)」が最も自然。「排気」は気体に、「排水」は液体に、「発行」は証券などに使う表現であり文脈に合わない。コアイメージ「内部から外へ放たれるもの」は同じだが、何が放たれるか(ここでは光)によって日本語訳が変わることを示す好例。
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