personnel
【形】人事の
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
personnelのコアイメージは「ある組織・集団に属する人々の総体」である。語源はフランス語のpersonnel(個人的な)で、ラテン語のpersona(人)に由来する。単なる「人」ではなく、会社・軍・機関などの組織において役割を担う「人的資源のまとまり」を指す。だから名詞として「社員全体・隊員全員」という集合的な意味になり、そのまとまりを管理・運用する部門が「人事(部)」という意味になる。個人ではなく組織的に管理される人の集まりというニュアンスが根底にあるため、常に組織との結びつきを意識することが理解の鍵となる。
2意味一覧
-
名詞(集合名詞)
(組織の)全職員・社員・隊員・人材
組織に属する人々をひとつのまとまりとして捉えるコアイメージから、個々の人ではなく「人材の集合体」として使われる。複数形のsをつけないことが多い点に注意。 -
名詞
人事(部)・人事課
人材の集合体を管理・運用する部門を指し、「personnel department」のdepartmentを省略した形。組織における人のまとまりを扱う機能そのものを意味する。 -
形容詞
人事の・人員に関する
「組織内の人材に関わる」というコアから派生し、人事評価・人事異動など組織の人的側面を修飾する際に使われる。 -
名詞(軍事)
(軍の)要員・兵員
軍という組織に属する人材の集合体という意味で使われ、troops(部隊)より管理・運用の視点が強い。
3例文
4よくある間違い・注意点
personalと混同しやすい。personalは「個人的な」という意味(例:personal information=個人情報)で全く別の単語。personnelは「組織の人材・人事」という集合的・機能的な意味を持ち、スペルも発音も似ているので特に注意が必要。アクセントの位置も異なり、personnelは語末(néL)にある。
集合名詞として使う場合、日本語感覚で複数形にしてしまいがち。The personnel are ready.のように動詞は複数扱いにする場合もあるが、personnels という形は原則使わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| staff | staffも組織の職員全体を指すが、よりカジュアルで日常的な語。personnelより「人事管理」の意味合いは薄い。 |
| employees | employeesは雇用契約のある個々の「従業員」を指す複数形。personnelが集合体として人材を捉えるのに対し、employeesは個人の集まりというニュアンスがある。 |
| workforce | workforceは労働力としての人材の集合体を指し、生産・業務の担い手という経済的視点が強い。personnelより広い概念で組織外の労働市場も含む場合がある。 |
| manpower | manpowerは人的パワー・労働力という資源としての側面を強調する。軍事や大規模プロジェクトで使われることが多く、personnelより「量的な力」のニュアンスがある。 |
対義語: equipment(設備)、machinery(機械)
7コロケーション
- personnel department / personnel office(人事部)
- military personnel(軍の要員・兵員)
- personnel management(人事管理・人的資源管理)
8確認テスト
“The organization is looking to reduce its personnel costs by 15% this fiscal year.”
①「個人的なコスト」
②「人件費」
③「備品費」
④「個人情報の管理費」
②「人件費」が正解。personnelは「組織に属する人材の集合体」を指すコアイメージから、costs(コスト)と結びつくことで「人材を維持・管理するためのコスト=人件費」を意味する。①はpersonal costsと混同した誤り、③はpersonnelを物的資源と捉えた誤解、④はpersonal information managementと混同したもの。
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