fair
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
fairのコアイメージは「どちらにも偏っていない、澄んでいる状態」です。古英語の「fæger(美しい・清い)」に由来し、「曇りなく明るい」という感覚が根底にあります。天気が「晴れている(fair weather)」のも、肌や髪が「明るく白い(fair skin)」のも、判断が「公平である(fair judgment)」のも、すべて「余分なものがなく澄んでいる・偏りがない」という一つのイメージから派生しています。日本語の「公平」に引きずられて形容詞のみで捉えがちですが、名詞の「市(いち)・見本市」という意味もあり、これは「開かれた、誰にでも平等にアクセスできる場」というイメージに繋がります。
2意味一覧
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形容詞
公平な、公正な、正当な
どちらにも偏らず澄んでいる状態が「公平・公正」という意味に直結する。ルールや判断に「濁りや歪みがない」イメージ。 -
形容詞
(天気が)晴れた、穏やかな
空が「雲一つなく澄みきっている」状態がコアイメージそのもの。fair weatherは文字通り「澄んだ天気」。 -
形容詞
(肌・髪が)色の白い、明るい
「澄んでいる・明るい」というイメージが外見に適用され、「色白の・金髪の」という意味になる。 -
形容詞
かなりの、相当な(数量・程度)
「偏りなく十分に満たされている」状態から「まずまずの・相当な量がある」という意味が生まれた。a fair amount of(かなりの量の)の形でよく使われる。 -
名詞
定期市、見本市、品評会
「誰にでも開かれた・偏りなくアクセスできる場」というイメージから、人々が集まる「市・フェア」という意味になった。 -
副詞
公平に、正々堂々と
play fair(正々堂々と戦う)のように、「偏りなく澄んだやり方で」という副詞的用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
fairを「公平な」という訳語だけで覚えてしまうと、fair skin(色白の肌)、fair weather(晴天)、a fair amount(かなりの量)、trade fair(見本市)などが別単語に見えてしまう。コアイメージ「偏りなく澄んでいる」から派生する多義語として覚えることが重要。
fair(公平な)とjust(正義にかなった)は混同しやすい。fairは「偏りがない・バランスが取れている」という感覚的な均衡に重点があるのに対し、justは「道義・法・原則に照らして正しい」という倫理的・規範的なニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| just | 道義や法律などの規範に基づいた「正義的な正しさ」を強調する。fairが感覚的・対人的な均衡を指すのに対し、justは倫理的・哲学的な正当性を指す。 |
| impartial | 特定の側に肩入れしないという「中立性」を強く意識した語。審判や報道など、客観的な第三者の立場を強調する場面で使われやすい。 |
| equitable | 法律・経済的な文脈で「各自の事情を考慮した上での公正な分配」を指す。fairより堅く、形式的な文書でよく使われる。 |
対義語: unfair、biased、partial
6派生語・関連語
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fairly
副詞
公平に;かなり、相当(程度を表す用法も重要)
-
fairness
名詞
公平さ、公正さ -
unfair
形容詞
不公平な、不当な
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fair-minded
形容詞
公平な考え方をする、偏見のない
7コロケーション
- a fair trial(公平な裁判)
- fair enough(まあ、それはそうだ/もっともな)
- a fair amount of ~(かなりの量の〜)
8確認テスト
“She spent a fair amount of time preparing for the presentation.”
① 公平な量の
② かなりの
③ 適正な
④ 晴れやかな
② かなりの。a fair amount of ~は「相当な量の〜」という意味の頻出表現。fairには「偏りなく十分に満たされている」というコアイメージがあり、そこから「まずまずの・相当な(程度・量)」という意味が生まれる。①「公平な量」は直訳すぎて不自然、③「適正な」は意味が近いが文脈上「かなりの」の方が自然、④は文脈に合わない。
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