just
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
justのコアイメージは「ピッタリと合っている・正確に一致している」こと。形容詞としては「正しい・公平な」、つまり道徳的・法的な基準にピッタリ合った状態を指す。副詞としても同じイメージが働き、「ちょうど(ぴったり)」「たった今(この瞬間にぴったり)」「ほんの(これ以上でもなくぴったりその量)」「~しさえすれば(条件にぴったり合えば)」など多様な訳語が生まれる。日本語で「just」を単に副詞の「ちょうど」と覚えてしまうと、文脈に応じた使いこなしが難しくなる。「ピッタリ一致」という根っこを押さえれば、形容詞・副詞どちらの用法も一本の幹でつながって見えてくる。
2意味一覧
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形容詞
正当な、公平な、正義にかなった
道徳的・法的な基準にピッタリ合っている状態が「公正・正当」という意味につながる。「just punishment(正当な罰)」のように、報いが行為に釣り合っているイメージ。 -
副詞
ちょうど、まさに
時間・場所・量などが「ぴったり一致している」ことを強調する用法。「just on time(ちょうど時間通り)」のように、ズレのない一致を表す。 -
副詞
たった今、ちょうど今しがた
現在(または過去)のある瞬間にピッタリ焦点を当てる用法。「I just arrived.(たった今着いた)」のように、この瞬間に出来事がぴったり重なるイメージ。 -
副詞
ほんの、わずか(に)
「それ以上でも以下でもない、ぴったりその分だけ」というイメージから「ほんのわずか」という少量・小差の意味が生まれる。「just a little(ほんのちょっと)」など。 -
副詞
~しさえすれば(条件強調)、いっそのこと
「たった一つの条件にピッタリ合えばよい」という絞り込みのニュアンス。「Just do it.(やってみればいいじゃないか)」のように、行動を促す語調にもなる。
3例文
4よくある間違い・注意点
justを副詞の「ちょうど・たった今」だけと覚えると、形容詞用法(a just decision=公正な決定)を見落としがち。文の中でどの品詞として使われているか必ず確認しよう。
merelyやonlyとの混同に注意。justが「ぴったりそれだけ」というニュアンスに留まるのに対し、merelyは「たかがその程度に過ぎない」という軽視のニュアンスが強く、onlyは「それ以外を排除する」という排他性が前面に出る。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fair | fairは「えこひいきのない公平さ」に焦点。justは「基準・法・道徳にピッタリ合った正義」に焦点があり、よりフォーマルで法的文脈で使われやすい。 |
| righteous | righteousは「道徳的・宗教的に正しい人物の性質」を強調し、人格や行いの善さを指す。justは判断・行為・報いが「基準に合致している」という外的な公正さ。 |
| exactly | 副詞として比べると、exactlyは「数値・事実などが完全に正確」という意味に特化。justは「ピッタリの瞬間・量・条件」に対して広く使えるぶん、カジュアルな文脈にも馴染む。 |
対義語: unjust、unfair、biased
6派生語・関連語
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justice
名詞
正義、公正、裁判(制度)
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justify
動詞
正当化する、妥当であることを示す
-
justification
名詞
正当化(の根拠)、弁明 -
unjust
形容詞
不当な、不公正な -
justly
副詞
公正に、正当に
7コロケーション
- a just decision(公正な決定)
- just in time(ちょうど間に合って)
- just cause(正当な理由・大義)
8確認テスト
“The court ruled that the punishment was just and proportionate to the crime.”
① ちょうどよいタイミングで
② 正当であり犯罪に見合っている
③ たった今言い渡された
④ ほんのわずかな
② 正当であり犯罪に見合っている。justはここで形容詞として使われており、「刑罰が犯罪という基準にピッタリ合っている=正当・公正」を意味する。①③④はいずれも副詞用法の訳であり、文の構造(was just)から形容詞と判断できることが解答のポイント。
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